金曜日のこと。写真撮影とファンタジー劇について【千字覚書 6/7】
先日あったことを記すのである。
たとえ既に日付が変わって、今日が昨日に成り果てていたとしても。
今日が今日の感触を持っているうちに書き記すのである。千字で終わるかな。
【出来事1】写真撮影
父にお願いして、ぼくの写真を撮影してもらった。今度甲府で行われる「トークショ-」にゲストとしてお招き頂いたのだけど、そのチラシなどに使うとのこと。母も現れて「姿勢が歪んでいる」とか「ちょっと笑顔過ぎる」などのほんのり辛口のチェックをしてもらう。
中村家は今日も平和だ。
スポンサーリンク
【出来事2】観劇
演劇を観てきた。
D.C.top-hat『童女ニーナと約束の月夜』
D.C.top-hat officialブログ
この劇団の公演は二回目。普段、それほど観劇しているわけではなくて、ぼくの観劇歴のほとんどは悪友の南慎介主催のものだった。偏りを修正するべく他のも観てみようかなという時に、サッカー仲間が公演の告知をしていたのであった。
1回目は日常の中にちょこっと不思議が差し込む「世にも奇妙な物語」形式の短編オムニバスだった。これがなかなか面白かったのだ。
その次の公演が今回なのだが、前回とは全く違うヨーロッパ風のファンタジーだと聴いて、「え?そんなのもやるの?」と興味を持ってしまったのが負け。気になってので行ってみた。
ストーリーについては詳しくは書かないけど、これも非常に面白かった。Jリーグにも共通していることだが、「わざわざ劇場で観る良さ」を強く感じた。
思えば王道ファンタジー作品を劇場で観たことはなかった(と思う)。開幕前の音楽が「ロードオブザリングシリーズ」のものだったり、途中で村人や海賊が踊り出すシーンがケルト風の音楽だったり、アーサー王と聖剣が出てきたりすると、それだけで心がワクワクしてくる。
呪われた剣士的なキャラが、矢鱈目鱈強いのも良かった。役者さんの身体能力が高いのか、動きで納得させられた。
海賊の少女(あるいは女性)が、短剣で槍を持った戦士と必死に戦うところなどは、ファイアーエムブレムのファンとしては胸が熱くなった。これは、わかる人にはわかるはず!
どうやらぼくは、ファンタジーがとても好きらしい。あっという間の2時間であった。
スポンサーリンク
観劇のもう一つの楽しみ方
劇を観るとき、あるいは小説を読むとき、どうしても「作り手側」の目線になってしまう。職業病のようなものだ。プロットを考えて「そこにそれを置くか……ということは……うん、こういうの来るよな……」などと考えてしまうのだ。
その観点で言うと、この劇団の公演はぼくと全く頭の構造が違う人が作っているらしく、全く先の展開が予想できない。だからとても楽しめるし、途中からは何も考えずに見ることが出来る。
自分と全く違う考え方のものに、演劇の場合には、2時間以上晒され続けることになる。すると、非常に良い刺激になるらしく、頭がすっきりする。不思議なことで、映画やテレビドラマではこういう効果はあまりない。もちろん、ぼくの場合に限った話ではあるが、演劇の台本は作り方が薄ぼんやりとわかるが、映画やドラマの作り方がいまいちピンとこないせいだろう。
というところで1000字を越えてしまった。
続きは別記事に。
ちなみにアイキャッチ画像は、フリー素材でそれっぽいやつを拾ってきたもので、劇とは全く関係ありません。巨人も出てきません。
スポンサーリンク