6月28日(金)は、Tornadoes Academy東京コーチ研修会第5回が開催されました。今回はスキルコーチ&代表の鈴木知也が欠席だったため、フィジカルコンディショニング担当コーチの山本さんのメニューを中心に練習しました。
まずは、前回も行ったダイナミックストレッチによるウォームアップを念入りに行いました。単に身体を暖めるだけではなく、バランストレーニングの要素も入っているため結構な難易度です。グラグラです。
例えば、これはヒコーキ状に身体を持ち上げることでバランスを利かせつつ、ハムストリングスを伸ばすメニューですが……グラグラです。なかなか難しい。アップメニューとはいえ、かなりの強度があるため終わる頃にはヘロヘロになっています。これは筋力や柔軟性が不足しているということにも寄りますが、身体の使い方、連動性が身についていないためでもあるようです。
スポーツをするということは「身体の操縦法をマスターする」という要素があり、「操縦技術の基礎」とも呼べるようなトレーニングを組み入れていくことは非常に有効だと感じました。子供達が飽きないように、こういった練習をボールハンドリングなどと組み合わせていくというような工夫も必要かと思います。が、基礎的な動きをしっかり理解するという意味では、まずはボールがない状態で練習するのもいいのかもしれません。
説明を加えながらではありますが40分以上のメニューをこなして、ヘロヘロな私。若干の休憩後に、ハンドリングスキルのトレーニング。30分ほどでハンドリングスキルを終えると、今度は「体幹祭り」へと移行しました。
「体幹祭り」では、例えばこんなのをやりました。
こんなのばっかり30分以上もやっているとなかなかきついです。体幹トレーニングでは「インナーマッスル」の強化ばかりに目が行きがちですが、今回は「アウターマッスル」と連動させることも意識したメニューを行いました。例えば、「手押し車!」。ヘロヘロになっている後だったので、なかなかきついです。特に「手押し車 バック走」が厳しい。
というわけでヘロヘロになった(本日4回目)後、最後はバスケの動きをしようということで、クロスオーバーからのジャンプシュートを15分ほど。
最後に、今回はフィジカルの日なので時間をたっぷり使ってペアストレッチをしました。Tornadoes Academy東京として、どの程度の割合で練習にフィジカルトレーニングを組み込んでいくべきかについては今後よく検討していく必要がありますが、一つだけわかったことがあります。
しっかり、身体を動かすとそれだけで気持ちがいいし、面白い!!
ボールを使った練習はほとんどなくても、正しく身体を動かすだけで楽しめるというのは、スポーツを考える上で重要な視点かもしれません。