「ロンハー、北欧、クラシック、コーチング、カフェ作り、ブログ、ハカセ」 最近読んだ本


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書評を書くことにしたのだけど、投稿一つ使うほどでもないなぁという本について書こうと思う。やはり何か書かないと気持ちが悪い。成仏しない気がする。

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『たくらむ技術』 加地倫三

最近はテレビを見る機会も減ってきたが、ロンドンハーツとアメトークは毎回必ず視聴している。プロデューサーの加地さんは、時折番組内にも登場するので興味があったため購入。この本の良い点は、アメトークとロンドンハーツの舞台裏が紹介されていること、ビジネスマンとしての芸人達の生の姿がわかること、チームワーク論、仕事論が語られていること。

結論から言うと、上記の二つの番組のファンならまず楽しめるだろうと思う。芸人っていうのは「特別に面白い」人達であって、一般人では到底適わないという指摘は至極最もだと思う。出川哲朗と「親戚の面白いおじさん」では、天と地ほど差があるものね。

チームワーク論は大変参考になったし、仕事もそのようにするべきだろうと思う。ぼくは好きだが、ビジネス書として独立できるほどの迫力はない。だって世界が特殊すぎるもんね

 

『北欧の旅』 カレル・チャペク

気むずかしそうな顔をしたドイツ人の北欧旅行記。ナチスの全体主義と戦ったと書いてあったので、どんなに堅苦しい文章かと思いきや、メルヘンチックなほど華々しくて驚く。けど、こういった文学性はぼくの求めるところではなかった。

自分の父親が、おねーちゃんのいる店に入り浸っているのを目撃してしまったような、「いけないものを見た感」を感じた(そして、これを父親がみたらちょっと気まずいね。親戚は見そうだけど。)

トリブログで紹介した北欧風プレゼンをした人に紹介してもらったのだが、残念ながら途中で断念した。

どうも、ぼくはラテン系のほうが好きらしい。作者の写真が、「ゲッペルス」みたいに辛気くさいからいけないんだけどね。

『聴かなくても語れるクラシック』 中川右介

タイトルはこんなのだけど、クラシックの入門本として非常に面白いものだった。珠玉の名著と言ってもいいレベル。クラシックというのは何か哲学的なテーマがあってそれを音楽に形を変えたものだという「典型的な誤解」が解ける本。それだけでも読む価値があるというものだ。

クラシック音楽は、漠然としたイメージを音に変えたものであって、明瞭なストーリーが存在するものもあるにはあるが少数派で、抽象絵画のようなものらしい。だから、適当に聴いて、適当にイメージを膨らませておけばそれでいいという類いの音楽のようだ。

そう聴くと、急に楽になる。ジャズとかクラシックとか、演奏技術が複雑怪奇な音楽ジャンルは、そういったものに精通していないといけないような気持ちが湧いてきてしまうが、気にしたら負けらしい。ビジネス&セールスとクラシックの関係のところは面白かったが、割愛。カラヤンって巨匠はセールスマンとして優秀だったんですってね。

『カフェをはじめる人の本』

開業資金やお店探しの苦労談、メニューの工夫などを「ビフォー&アフター」を見ている感覚で楽しめる。カフェを開業するつもりはなくて、カフェが好きな人にとってはとっても楽しい本。間取りが好きな人にもお勧めできる。

カフェを作るという妄想をしながら眠りにつくことがある人にはお勧めできる(わたしのように)。

『必ず結果が出る ブログ運営テクニック100』 コグレマサト するぷ

ブログを書く上での心得や実践的なテクニックが掲載されている。100個という数字は、偶然揃うわけではないだろうと思われるため、アイディアには玉石が混淆されている。

「ネガティブな記事は自分に返ってくる」という項目は何度も胸に刻んだ。この間の「反原発活動の善し悪し」という記事だって、「善」って部分を入れなかったらただのネガティブ記事になっていた。

そのほうがアクセスは伸びたかもしれない。しかし、それじゃ駄目なんだ。ぼくは、反原発活動をする思想は持っていないが、そういった活動を強い善意から人生をかけてやっている人もいるだろうと思う。そうした人たちの顔を思い浮かべずに、踏みにじるようなことを書いてしまっては、心が歪んでしまうかもしれない。

綺麗なチューリップが履くお花畑を長靴で踏み荒らしても、自分が悪いことをしたと理解できていない人のような、惨めでみっともないものになってしまう。

ぼくはブロガーというほどのものではないけど、ある種の覚悟を持ってブログを書く人はこういった類いの書籍を数冊読んだほうがいいと思う。

『研究者マンガ ハカセといふ生物』 実 験太郎 立花美月

ただの4コママンガだが、非常に面白い。研究の世界にいた人間が原案をしていることは間違いない(そして、それが実 験太郎なんだろう)。描かれている世界は、楽しそうにも見えるかもしれないが、見ようによってはとってもブラックに見える。

ハカセ達は基本的に奴隷体質という下りなんかも、ユーモラスには描かれているが……
研究業界で生きられる人は、ブラックさに無関心である人なのかもしれないと感じてしまった。

まとまらないまとめ。

1000万円近く借金をしてクラシックが流れる北欧風のカフェを始めることをたくらむ人の気持ちは、ハカセたちにはわからないだろうなと感じた。

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