人生で一番身体のキレが悪かった日 【フットサルプレイ日誌 001】


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フットサルに行ってきた。
衝撃を受けた。自分の人生の中で、こんなに身体が動かないことがあっただろうか。
ここのところやる度にワーストを更新しているような気がする。
数ヶ月に1度しかまともに動けていないのだから、それも必然だ。

だから、この日に最悪が来たのも必然なのだ。

しかし、この日の悪さは今までとは次元の違う悪さだった。
どれだけ仕事が成功しようが、こんな動きしか出来ないようでは、人生が楽しくない。

もっと真面目にフットサル&サッカーに取り組もうと決意した。

決意を込めて、サブブログではなく、メインのほうにプレイ日誌を書くことにしよう。


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この日は4チームでピックアップゲームを繰り返す形式。

高い個人技と組織的なディフェンスを行ってきた「青」チームが少し強かったが、他は何とでもなるレベルだった。

その「青」と最初に対戦した。右のアラ(サイド)として出場。
第一試合で身体が冷えていたこともあるし、直前にコンタクトを入れるから、最初の一試合はボールも見えづらい。というわけで、ファーストトラップで少しもたついてしまった。

「青」はちゃんと声を出してコーチングするチームだったのだが、そのワンプレーをみて……

「あ、そこはある程度離していいよ」 

とコーチング。
ちょっとムカっと来たが、確かにこのプレーだけみたら初心者にしか見えない。しかしワンプレーで判断されるとは……

数分間、アラとしてプレーした後に、ピヴォ(トップ)にポジションチェンジ。
うちの戦術はワントップが広くプレッシングしていくようになっているため、猛然とプレスをかける。

1度サイドにうまく追い詰めた後、トップギアを瞬時に入れてボールを奪取した。
その直後、相手はぼくのドリブルを全く警戒していなかったため、縦のコースががら空きだった。

舐めんな!!

縦にボールを蹴り出して、ドリブル。意表を突かれたディフェンスは大きく遅れてついてくる。どれだけ下手クソだと思ってたんだ!!!

ゴレイロ(GK)と一対一になり、左足でシュート!!!

 

コロコロコロ……

ボールは情けなく転がっていった。

右足の踏み込みが甘すぎて、左足のキックバックが全然なかった。

頭でのイメージと身体の動きが違いすぎる。
確かにぼくはこういう場面であまり気の利いたフェイントは出来ない。
しかし、ゴレイロの位置をみて、強いシュートを打つことくらいは、左足でだって出来たはずなのだ。

ううむ……

次の試合でもピヴォで出場した。今度の相手は、個々の能力でいえばぼくよりも上手い人も多いものの、組織だっていないのでやりやすかった。サッカーで言うバイタルエリアでボールをうけて素早く反転し、振り向きざまにトーキックしたのが、この日のオフェンスのハイライトだろうか。

どうせ強く踏み込めないと諦めて、コンパクトにトーキックで打ったのだけど、これはまぁ出来た。というか、これすら出来なかったら、本格的にいかん。

その後、展開は忘れてしまったのだけど(プレスからボール奪取した後だったか、ゴレイロからのロングパスだったか)、ディフェスの左側を抜いていって、ゴールが見えたので左足で思いっきりシュートを打った。

コロコロコロ……

うそーん……

ゴレイロがちゃんと下のコースを切ってくるタイプじゃなかっただけに、強く転がせば得点できた可能性が高い、それなのに……

最近、伸張反射を使ってボールを蹴るという概念をしきりに聞くのだが、それどころじゃない。だって、軸足がグラグラで足を振り上げられないんだもの。

これは体幹から鍛え直さないとどうにもならない。腰の辺りが頼りなく感じるし、足にも力が入っていない感じがする。これじゃボールが蹴れん。

フットワークもズタズタだし、プレッシングするとすぐに息が上がるし……いや、息が上がるどころか、筋肉からエネルギーが抜けちゃう感じがする。筋力が落ちてるんだろうな……

このままじゃ悔しいので、後半戦はフットサルの中では一番マシにプレーできるゴレイロ(GK)を中心に。

身体の反射速度がいまいち頼りないものの、3度飛び出して決定機を止めたし、ミドルシュートもはじき出せた。1回「青」にディフェンスの裏を取られて、ピンチになったことがあったけど、これはコーチングのミス。裏取ろうとしている相手がいるときは声を出さないと。

前回同じチームでプレーした時……

それはすなわち最後にフットサルをやったときで、数えてみたら二ヶ月以上前だった。その前はブラジルW杯前。特になんのトレーニングもしてないし、そりゃ衰えるよね……

えっと、前回、同じチームでやった時、ニアを少し空けてしまってそこをぶち抜かれて決められたことがあった。空けたといってもボール一個分で、普通なら止められるのだけど、ここのサッカーはミドルシュートが上手な選手が多いので、反応しきれないことがあると学習した。

というわけで、今回はボール入れる隙間がないくらいニアを埋めることにした。

それがうまくいって、左サイドからの結構強めのシュートを腰にあててはじき飛ばすことが出来た。ニアにコースないし、そこからはファーには決めれないだろうから、ポジショニングの勝ち。ふふふ。

と思ったら、こぼれ球を相手が拾って、もういっちょミドルシュートが飛んできた。

今度は右サイドにボールが飛んでいたので、ポジションを修正して、ちょっと右寄りに移動していた。しかし、ちょっと右に寄りすぎていたかな…… 空けた左側のほうを打ち抜かれて得点を許してしまった。

後、半歩左で良かったかな。

反応は出来ていたんだけど、身体のキレが悪すぎたのもあった。反応してから動き出すまでに少しラグがあるイメージ。ボール一個分届かずにゴールを許してしまった。

直前のシュートを止めているだけに、これは悔しかった。

別に全盛期だって大して身体能力が高かったわけではないんだけど、1年前で4 kg、2年前で8 kgは痩せていたわけだし、筋肉量だって多かったはずなので、明らかに今よりはマシだったはずだ。

年齢的に衰えていく部分もあるだろうけど、もうちょっとやりようがあるはずだ。

バスケだって、もうプレーするのが危険なレベルだもんなぁ……

垂直跳び70 cmくらいはいっていたのだけど、多分いまやったら50 cmくらいなんじゃないだろうか。しかも、全力でジャンプしたら身体がミシミシ言いそう。

公園の葉っぱとかをみるとジャンプして届くかどうかとよくトライしていたが、今はそんなカロリー消費が激しいことはやろうとも思わなくなっている。

これでは駄目だ。

もっと運動する機会を増やし、そこから考えることを文章にしていこう。ど素人のプレー日誌なんか、文章に起こしても、あんまり価値はないのかもしれないが、ぼくがこの先の人生を充実して生きるためには必須のことのように思えてきた。

よーし、もっと動けるようになるよう、頑張ろう!!