東大に11年在籍した後、タクシードライバーになりました

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サッカートピック サッカー論 ブラジルW杯紀行

ブラジルに行くことを決意。

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ブラジルなんて遠いところにいくのは怖いなと散々躊躇してきた。
アシシさんには「ブラジル行かないなんて頭がおかしいんじゃないか(ちょっと誇張)」と言われ、ブラジル行きを煽られる一方で、ワールドカップも知らないでサッカーを語ることが出来るのかという思いもあった。

何よりもブラジルに行くとなるとお金がかかる。どれだけ少なく見積もっても40万円はかかるし、長期滞在するとなると100万円以上かかるだろう。

というわけで散々迷っていて、こんな記事も書いた。

ブラジルに行こうか激しく悩みつつ「村上アシシ氏」の本を再読。


まだ記事にはしていないのだが、某イベントで宇都宮徹壱さんと話す機会があった。

はとのす読者の方ならご存じと思うが、ぼくは宇都宮徹壱さんに「取材」をして頂いて、徹マガに載せて頂いた。それ以上にぼくは宇都宮さんの生き方やアウトプットとしての写真や文章を崇拝している。

宇都宮さんみたいに優しくてかっこいい大人になりたいなと思うし、そうなれるなら何だってやってやろうと思っている。

……その宇都宮さんが前述した「アシシ記事」を読んでくれたらしい。某イベント後の時間に「君はブラジルに行くべきだ」と言って頂いた。

「ブラジルで行われるワールドカップは、前回は50年前だし、次は生きているうちにないかもしれない。サッカー王国ブラジルの様子を見なければいけない。

君ならば、人と同じ風景を見ても、人と違うことが書けるはずだ。

見たものを一冊の本にまとめてやるという気概を持つくらいでいい。」

という趣旨のことを言って頂いた。

……行こう。

ブラジルに行こう!!!!

決めた。宇都宮さんに言って頂いたことが最後の一押し担ったことは間違いないが……そうだ、ぼくは本当はずっとブラジルに行ってみたかったのだ。

ワールドカップという人類の巨大なイベントを観に行ってみたかったのだ。しかし、予算とか、家庭の事情とかを考えると現実的ではないと思って躊躇してきたのだ。

しかし、現実的ではないことを実現していくことこそ、ぼくの生き方ではないか。ぼくはそうありたいと思い、厳しくも自由な生き方を選んだではないか。

現実を考えるとブラジルワールドカップはハードルが高い。しかし、ハードルとは超えるためにある何かなのではないだろうか。

行くことに決めた。

どういうワールドカップ観戦にするかは決めていないが、行くことに決めた。

ぼくはブラジルにいくぞーーーーー!!!!!!

ブラジルで見たものを一冊の本にするというくらいの気概を持ちたいと思う。ぼくなら絶対に出来るはずだ、そう信じて突撃してみよう。まだ、試合のチケットも航空券もホテルも確保していない。ポルトガル語どころか英語も喋れない。しかし、やってできないことなんてないはずだ。

ぼくはブラジルにいくぞ!!!!

何が見えるかわからないし、何が起こるかもわからない。

しかし、ぼくは行くべきなんだ。

中村慎太郎、32歳。なんか40歳くらいだと思っていた人もいるみたいだけど、まだまだ自分は若者だ。これからの人生なんて自分の力でいくらでも変えられるのだ。

ともかくぼくはブラジルに行くことにした。細かいことはこれから考えよう。金策も大変だけど、何とかしてやれ!!!! よーし がんばるぜーーー!!!!

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