ごめんなさい。


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兎にも角にも第一声は「ごめんなさい」と謝罪させて下さい。

何に対して謝っているのかというと、このブログをあんまり更新していないことに対してである。いや、対してでございます。すみませんで、ございます……。

ブログの更新は本来もっと気軽にするべきなのだけど、最近はつとに時間のなさ、余裕のなさを感じていて、なかなか思うように更新できずにいます。

やっぱり文章を書くと言うことに対して迷いがあるのかな。

職業的な倫理観からすると、迷いなくライターとして規則正しく忠実に、指定された字数を埋めて行ければいいのです。それが出来ないライターは、ライターではないわけです。

締め切りまでに、規定の字数で、基準以上の文章を書く。

それが出来れば、紙面は埋まるので、商品としての体裁は整います。逆に、規定の字数の文章が出来なかった場合、白紙のまま出版することになります。そんなことは不可能なため、編集者が頭を捻って、別のコンテンツで埋めることになるのでしょう。

ぼくの場合は、依頼された仕事は大体締め切りまでに収めています。一日が30時間くらいに伸びることはあります(そのへんの仕組みはアインシュタインが説明してくれると思います。ぼくは悪くない)。

しかし、自分の本となると締め切りも何もあったものではない。締め切りというシステムが存在しない以上、ぼくは犯罪は犯していないものの、どうしてもぼくが望むクオリティを超えてくれない。

これは努力不足とか仕事量不足という問題ではないと認識しています。仕事が出来ないのは、おまえの努力と才能が足りないからだ、と大学院時代は言われ続けたものです。

ぼくはある一定以上の成果を出していたのですが、そうやって鞭が入ったほうがより大きな成果が出るであろう。これは、あっち側の理屈ですが、正しい部分もあると思います。

ぼくだって締め切りがあると、一定以上のものが作れるわけですから。

一方で、枠組み自体が間違っているということもあるわけです。努力するとは言うけれど、努力する方向が間違っていたら全てが無駄になります。努力したことは無駄にはならないなんて綺麗にまとめることは出来ます。しかし、間違った方向での努力は、時に何もやらないよりも凶悪な問題になることがあります。

サッカー選手でもあるでしょう。筋トレのしすぎで上手くプレーできなくなることが。

ぼくは間違っているのだろうか。正しいのだろうか。

そんなことを考えながら、同じ原稿とずっと向き合ってきた。これほど長く同じテーマと強制的に向き合うことはもうないかもしれない。

Jリーグとは何だろうか。そんなものが日本に必要だろうから。いや、そもそも日本とは何だろうか。日本人としてのぼくは誰なんだ。ぼくはどこに住んでいるのだろうか。

サッカー仲間で、日本でもトップクラスの社畜を自称するP氏は、「悠々自適の暮らしだね」なんて言ってくれる。実際に、その通りだと思う。

しかし、これもこれで苦しいものだ。

ぼくは有意義な創作活動をしているのかもしれないし、牢獄の中で穴を掘らされているだけかもしれない。穴を掘って、それを埋めるだけの労働は、非常にこたえるらしい。

何かのために汗を流し、それと同じくらいの労力を使って、自分の流した汗は無駄であったと悟る。

ある一定以上満足しているが、ある一定以上の苦しみもある。

作家として文章を書くというのは、一定以上の自己顕示欲がなければ出来ないことだと思うのだが、もはやそんなものは掻き消えている。とっくの昔になくなっているのだ。

今あるのは、「ぼく」と向き合う時間だけ。「ぼく」は何なんだろうか。何をどうしたいんだ。何を書きたいのだ。どこへ行きたいのだ。

普通、こういうのは最初の作品の時にやるものらしいのだけど、『サポーターをめぐる冒険』はある種の強制力のもとに一気に書き上げることが出来た。3ヶ月もかかったと思っていたけど、たったの三ヶ月で書いたというべきなのかもしれない。

ぼくは味の濃い料理が好きだ。だから、文章のほうも味を濃くしないといけない。さらっと文章を埋めるだけなら出来るけど、それじゃ面白くない。

このブログ記事だって、自分で言うのも何だが、面白いものではない。文体だって途中で変わってしまったし、それを直すのも面倒になっているし……

色々と思うことはあるのだが、断筆するという気持ちには一切ならない。やっぱり書いていたい。書いていたいということ以外に自分には何もないような気がする。

書いていたい気持ちが強いからこそ、うまく書けないこともあるのだろうと、強引に自分を納得させておこう。

何だかわからない文章になってしまったが、ブログだからこれでいいか。しっちゃかめっちゃかでごめんなさい。

謝るだけではなくて、最近やった仕事についても最後に紹介します。

【新連載】中村慎太郎の「百年構想の向こう側へ」 vol.1 サポーターはJリーグを滅ぼそうとしているのか? : 宇都宮徹壱公式メールマガジン徹マガ

久々に書いたJリーグについての記事。師匠のロック総統、オットナー参謀長の薫陶もあって、だいぶ芯のある論説が書けるようになったように思う。

これの続きをそろそろ書き始めようと思う。魂を込めて。

ネットラジオ『ハトトカ』では、東大受験の時の話をしました。

第二十七回『センター試験の季節なので東大受験の話をしてみよう』 | ハトトカ いつかあなたと文化祭

第二十八回『偏差値30からの東大受験 東大の話の続き』  | ハトトカ いつかあなたと文化祭

しばらくはファイルが残っているので、インターネットが繋がる環境なら聴けます。これも、ちゃんと整理して書籍化したいんだよなぁ。

書きたいことがたくさんあるけど、なかなか実力が追いつかない。

これはいいこと。技術があっても、表現したいものが小さければ、表現者としては大した仕事はできない。

足りないのはいいことだ。

足りていると飽きてくるものなのだ。

足りないからこそがんばれる。

そして、頑張っている時こそ充実した時なのである。

不足しているということは、この先充実した人生を遅れるということなのだ。

ちょっとざっくりしていますが、久々にブログを書いたので今日はこんなもんで!


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