阿部理さんクリニック一日目終了


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昨日は、阿部理さんのクリニック一日目でした。

開始前にファミレスで、日曜日の講演会の打ち合わせ。

「阿部さんの喋りたいことを喋ってくれたらOK。プログラムも進行もすべて壊しても構わない」という方針を最終確認しました。

ぼくの方でも色々準備はしてきたものの、阿部さんの持つタレントとカリスマに任せる方がいいだろうと思っています。

タレントとは、才能のことです。阿部さんでいうと「大きい」という才能もありますが、論理性を決して失わず、難しい言葉を使わず、感覚に訴える話し方ができるという才能の持ち主でもあります。

これは、初めてお会いしたときに驚いたことの1つです。阿部さんは話が上手いのです。ライブで見た人なら、この選手の魅力に引き込まれることは間違いありません。

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もう一つ、カリスマです。カリスマというと持って生まれたものだという理解をする方が多いように思いますが、必ずしもそうとは限りません。

様々な経験を通じて、カリスマを獲得することもできます。

カリスマとは人を惹き付ける不思議な力で、オーラというとわかりやすいかもしれません。

そのオーラのようなものをこれまで強く感じていたかというと、そうではありませんでした。阿部さんは、偉大な選手にもかかわらず、親しみやすく、ジョークも上手で、フランクな人というイメージがありました。

 

穏やかで優しいイメージです。

ところが、バスケットボールクリニックで、コートに立つ阿部さんを見たとき、電撃が走りました。

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中学生相手のクリニックなので、優しく基礎から教えられていました。

怒鳴ったりすることなどはもちろんありません。優しく丁寧に教えていたという印象に間違いはないと思います。

 

しかし、ピンと背筋を伸ばして、眼光鋭く、力強くコートに仁王立ちする姿は、今まで知っていて阿部さんとは全く違うものでした。

 

 

 

最初に持った感想

 

「雷神のようだ」

 

次はこれ

 

「関羽雲長とはこういう人だったのではないだろうか。」

よく通る声で、力強く指導し続けるのを聞いて、戦国時代の武将になっていても大出世をした人なのかもしれないなと思いました。

ぼくが戦場で出会ったら、どう考えても勝てそうにありません。

それは身体が大きいとか、運動神経がいいというだけではなく、生き物として持っている迫力が全く違うと感じられたからです。

 

猛獣とか恐竜とか雷神とか将軍とか、そういう形容をしたくなる選手でした。

これは、講演会でも自由に暴れてもらうのが一番だろうなと再確認した次第です。

 

 

さて、中学生向けのクリニックは、平日の夜ということもあって参加者は少なめでした。

 

そのため、ぼくも混ざって参加してきました!

インテルの4番(サネッティ)をつけているのがぼくです。

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メニューは、基礎の基礎から。

 

・どこを見てシュートを撃てばいいのか

・シュートフォームの作り方

・ピボットの踏み方や注意点

・ピボットからのシュート

・ピボットからのドリブルムーブ

・ドリブルドリル

 

などなど。

 

ピボットの練習は最も大切な基礎の基礎ですが、日本ではあまり熱心に練習しないことが多いそうです。そのため、小中学生の試合を見ると、ピボットが踏めずにボールを失ってしまう場面をよく見るとのことでした。

 

単純にピボットを踏むだけではなくて、相手の位置を見てボールを動かしながら、様々なステップを踏む。そのステップと連動してドリブルをスタートさせることで一気に相手を崩すというメソッドは、非常に有効だと感じました。

また、ピボットからシュートフォームまで持って行く場合にも、最初に練習した正しいフォームに戻すのは案外「労力」がかかります。

要するに疲れます。

ぼくは、ここを結構適当さぼってやっていたので、シュートは撃てたとしてもドリブルには移行できなかったり、腰がグラグラだからドリブルもできなかったりという問題があったようです。

シュート、ピボット、ドリブル、すべてに神経を使い正しくプレイするのは、基礎の基礎ですが、これほど重要なことはないでしょう。

この練習を見ていて、「東大受験は基礎だけで受かる」という定説を思い出しました。完成した基礎は、最強の武器になります。

 

 

クリニックをやって良かったなと思ったのは、参加した子供達が本当に嬉しそうだったことです。約2時間、ずっと阿部さんに付きっきりで見てもらうことができて、帰る頃には目に見てスキルアップしていました。

ツーハンドシュートしか撃てなかった女子が、ワンハンドシュートがかなり上手になっていました。

最初はピボットに苦労していた子が、鋭いステップからレイアップに持って行けるようになっていました。

(シュートもブレブレ、ドリブルは全く出来ない、ピボットもリバースターンをいままでしたことがなかったというどうしようもない大人のぼくも、自分の中では飛躍的に成長しました。)

これはもう、素人目に見ても明らかな変化がありました。もちろん、これは一次的な矯正に過ぎず、定着させるには何度も意識的に反復させる必要があるでしょう。

しかし、確実に子供達の中の何かを変えたはずです。

クリニック終了後の子供たちの嬉しそうな顔を見て、主催者一同「やって良かったなぁ」としみじみと思った次第です。また、同時に、子供のためのアカデミーを立ち上げるという今の活動に間違いがないことも実感した瞬間でした。

近い将来にアカデミーを立ち上げた暁には、是非講師として阿部さんをお招きしたいと夢想した次第です。

(念のため言っておきますが、私はコーチしません。できません。やらせてもらえません。)

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さて、明日12日は、講演会&クリニックです。

 

講演会には当日券もあります。

是非阿部理さんの話を聞きに来て下さい。

また、夜のクリニックにもまだ若干余裕があったはずです。クリニックでは、中学生向けの基礎的なスキルトレーニングではなく、応用的なシュート技術を教えて頂けるそうです。

例えばフェイダウェイシュートのような、ディフェンダーが強く付いていても撃てるシュートの“正しい撃ち方”や、そのセレクションをするときの考え方などです。

例えば、ハイショットやスライドショットやワンレッグショットなどというものがあるそうですが、ぼくにはどういうシュートかよくわかっていません。当日が楽しみです。

ワンレッグというのは、ダーク・ノウィツキーの得意技です。

真似しろと言われたらできるかもしれませんが、高確率で決めるにはちゃんとした撃ち方を知る必要があるのでしょう。また、いつ撃つべきなのかにも思慮は必要でしょう。

NBA選手が、NBAの舞台で活躍するために習得した妙技を、本場アメリカで学んできた阿部理さんだからこそできる、阿部理さんしかできない内容のクリニックです。

 

人数に余裕があれば、ぼくも混ぜてもらうつもりです。

 「ノウィツキーに、俺はなる!!!」

 

講演会&クリニックの詳細はこちら。

http://shintaro-hato.com/?p=311

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