バスケットボール元日本代表 阿部理選手の講演会&クリニックを企画してます


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ひょんなことから、元日本代表のバスケットボール選手 阿部理選手と知り合うことができました。写真はその時とったものです。
2 mを越えている人に人生で初めて会いましたが、とにかく大きいです。
写真を見てもらえれば一目瞭然!
阿部さん修正版2
古いバスケ仲間の鈴木知也が、阿部さんを講師に招いてクリニックを開催したいということで、
誘われるがままに何となくついていき阿部さんの話を聞いていた。阿部さんは8年間代表選手で、スターター級の主力を担っていた正真正銘のバスケエリート。
それだけでもまず凄いのだけど、驚いたのはそこからだった。現在42歳。35,6歳で酷い膝の怪我をして、脳腫瘍で手術したこともある。
普通の人ならそこで引退というタイミングなのだけど、この人はちょっと「どうかしている」。

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NBAの舞台に立つという夢が諦めきれないで、今もなお挑戦を続けている。42歳のNBA選手は現在存在していない。
だから、その挑戦は無謀にもほどがある。
けど、確率が極めて低いと言うことはできるけど、不可能と言うことは誰もできない。

「高確率で行けるとは思っていないけど、わずかながらでも可能性があるのならば、
身体の動くうち、少しでも確率があるうちに、全身全霊を賭けて挑戦をし続けてやる!」

そんな気概が、身体の隅々まで行きわたっているように思えた。こういう人には未だかつて出会ったことがない。世渡りがうまかったり、金を稼ぐのが得意だったり、小器用にやっている人には出会えるが、
1から10までバスケのことしか考えていなくて、人生のすべてを(文字通りすべてを!)
全力でバスケをするために捧げている人には出会えるはずもない。日本中で、世界中で、阿部理さん以外に存在しないかもしれない。

失礼ながら、利口なやり方ではないだろうと思う。
けど、誰が何と言おうとチャレンジし続けることって本当に素敵だなと思うようになった。というのは、阿部さんとじっくり話す機会があったからかもしれない。
30年もバスケをしていると色々とあるようだ。
日本代表として国際大会を戦った時の裏エピソードとか、
アメリカのバスケのことなどをたくさん聞かせてもらった。
アメリカのコーチが何を重視してるのかとか、どういうアドバイスをくれるのかとか。
練習環境の違い、NBAのトライアウトで求められること、マイケルジョーダンが本当に凄い理由……などなど
その話があんまりにも面白いものだから、
「講演会やってみるのもいいんじゃないですか?」
自然と口から出ていた。
そして、30分後には、ぼくが主導的な役割を果たしながら講演会を企画することになっていた。
正直言って不安な部分もあって、バスケの講演会なんて当然やったことがないし、
他の人が開催しているかどうかもよくわからない。
人が集まらなかったら、自腹を切って会場費を出さなくちゃいけない。
かといって成功したところで、お金が儲かるわけでもない。
ぼくの取り分が発生するくらい人が来てくれたらいいけど、ボランティアか最悪赤字になる可能性だって十分にある。
でも、やってみようと思った。頑張ってみようと思った。
なんで何だろうと自問自答してみた。その理由は、どうもぼくは阿部さんが好きだからなのかな。
42歳になって、誰か何と言われようが、大真面目に世界最高の舞台に立つことを夢見て、
ボロボロになりながらも必死で挑戦してる人を見たら、応援する以外方法がないのではないだろうか。応援するといっても挑戦のための金銭的な援助ができるわけでもないし、
NBA入りを有利にするための貢献は一切できない。唯一できるのは、阿部さんが今までやってきた、文字通り命がけでやってきたバスケットボールと人生の経験を、
思う存分語りつくす場を作って上げることではないだろうか。そう考えた。
語りたいことは山ほどあるみたいだし、その内容はとても面白いわけだし。
アメリカでトレーニングする中で体験したことを、日本で伝えてくれたなら、
日本のバスケットボール界にも貢献できるだろうし。

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というわけで、5月12日に講演会やります!
ぼくも司会のような状態で喋るつもり。阿部選手は、「語りたいことが多すぎて溢れそうになっている」状態なので、
どのテーマを喋ってもらうべきかと嬉しい悩みを続けている。多分5,6時間は喋れると思うんだけど、流石にそんなに時間はない(笑
そんな長時間会場を取ったら、企画者が破産する(切実)。

というわけで、講演会とクリニックの第一報をフェイスブックから転載しておくので、興味ある方は是非来て下さい。
お問い合わせはそれなりに頂いていますが、お席にはまだまだ余裕があります。
一緒に開催するクリニックは、オフェンス力を上げたい人にはもってこいの内容だと思うので、ぼくも奮って参加!

Road to NBA 世界基準のバスケットボール
阿部理 クリニック&講演会 第一報——————————————————————————-

【講師】阿部理

元バスケットボール日本代表(1991~1998)
数々の困難を乗り越えながら42歳になった今もNBA挑戦を続ける

【概要】
「日本のバスケットボールは世界に通用する!!」
阿部理は信じている。挑戦を続けている。

日本人選手が海外で苦労するのは、フィジカルの問題だけではない。技術の問題なのだ。 “ジェイソン・テリー”や“マリオ・チャルマース”などのNBA選手を育成してきた“ジェイソン”コーチから気付かされたことだった。

強く守られていてもシュートをクリエイトする技術がないため、後手に後手にと回る羽目になる。

身体能力では勝てない。ならば、技術で勝て!!
そのためにはまず、世界基準のバスケで求められる技術とその練習法について知識を深めていくべきだ。

バスケットボールの本場アメリカでは、我々には想像できないほど緻密で高度な練習が行われている。このクリニック及び講演会では、阿部理がアメリカで学んだことを皆様にすべてお伝えするつもりだ。

【日時・会場】
♯ クリニック Part 1
日時:2013年5月10日 18:30~21:00
会場:中野区を予定
対象:小学校高学年から中学生
参加費:2000円

♯ クリニック Part 2
日時:2013年5月12日 18:30~21:00
会場:新宿区を予定
対象:高校生から大人
参加費:3000円

♯ 講演会
日時:2013年5月12日 15:00~17:00
会場 TOKYO SHARE LOUNGE LR(池袋)を予定
参加費:2000円(1ドリンク制 注文別)

講演内容(予定)
1部 NBAレベルのスキルとトレーニング
黒人アスリートに勝つためのスキルとフィジカル / マイケルジョーダンのシュートに隠されたフィジカルスキル / どんな状況下でもシュートを“作る”方法とその練習法

2部 日本代表時代とNBA挑戦へ
日本代表時代の思い出 / 国際大会裏話-某国の陰謀- / 日本のバスケ界の行く末 / 201cmはSF?! / ルールの違い それトラベリングじゃないの? / 挑戦と挫折 / 夢を諦めない生き方

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ご参加を希望の方は下記のフォームに、イベント名と日時を添えてご登録下さい。下記のフォームにメールアドレスをご登録頂いた方には、クリニックと講演会についての追加情報をお届けいたします。

「興味はあるけど行けるかどうかはまだわからない……」という方は、「追加情報のみ希望」とご記入の上でメールアドレスをご登録下さい。お問い合わせも以下よりお願いします。

お早めにご予約・ご登録頂けると大変助かります。
またFacebookのシェアーによる拡散にもご協力頂けると大変嬉しいです。

よろしくお願いいたします!!

予約登録フォーム
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=170547

企画・運営
鈴木知也(Tornado academy東京代表)
澤由朗(Tornado academy東京)
中村慎太郎(Freelance writer)


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