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スペインのバスケの育成について学べるセミナー

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スペインのバスケは世界トップクラス

世界最強のバスケットボール王国というと誰がどう考えてもアメリカ。けど、その次はというとスペインを挙げる人が多いのではないだろうか。アルゼンチン、ギリシャも強いが、やはりスペインを下回ってしまう印象がある。

「スペインはバスケットボール大国である」と言い切って何ら問題はないだろう。しかし、どうしてスペインが強いのだろうか。スペインサッカーを思い出してみると、日本人と変わらぬ小柄な選手達が、敏捷性と技術を駆使して戦っている絵が思い浮かぶ。スペインは決して巨人の国ではない。

平均身長でいうと日本人とほとんど変わらないのだ。とはいっても、ガソール兄弟など213cmを超えるセブンフッターと言われる選手がいる点は日本とは別次元なので、同列に語ることはできない。

スペイン代表は、FIBAの世界ランキングで堂々の2位である。試合の勝敗などによって溜まっていくポイントをみると3位以下に大差を付けていることがわかる。


FIBAランク

  1. アメリカ 952 (points)
  2. スペイン 870
  3. アルゼンチン 498
  4. ギリシャ 418
  5. リトアニア 406

 

得点は8年間の合計で、オリンピックや世界選手権で勝利すると5ポイント獲得となる。

アルゼンチンも強いが、若手のタレントが出てこない印象。ギリシャは非常に優れた組織的なバスケをし、日本で開催された2006年の世界選手権ではなんとアメリカに勝利した!!

ぼくは「さいたまスーパーアリーナ」に座って観戦していたのだが、怒濤のようなピック&ロールに対してディフェンスが完全に破壊されていくさまはまさに圧倒的だった。

そのギリシャを決勝戦で破って優勝したのがスペインで、アメリカから100点取ったチームを47点に抑え込んでの勝利だった。この勝利によって、スペインバスケットボールは世界最強との呼び声も高まった。

しかしながら、敗れた王者アメリカは、二度と負けぬと心に誓ったのだろうか。2006年の敗北以降、アメリカは一度も破れていない(と思うんだけど、あってるよね?)。

ともかく、現代のバスケットボール界では、一度はスペインが王座についた。しかし、即座にアメリカが返り咲き現在に至っている。アメリカとスペインの二強時代と言ってもいいかもしれない。

日本とスペインの差

さて、我々日本はというと現在35位に位置している。ポイントは23.8。

日本とスペインの平均身長は変わらないという話をしたが、現在のランキングではどうにもならないくらい差が付いてしまっている(厳密に言うと大事なのは平均身長ではなく身長の組成を表したヒストグラム)。

2006年の時に実は日本とスペインは対戦している。その結果は、ほぼダブルスコアの完敗だった。

現時点で差がついているのは仕方がないことだ。これを埋めていけばいい。しかし、具体的にどのような差がついているのだろうか?こればかりは考えていてもわからない。サッカーであれば、スペインサッカーについて紹介した本は山ほどある。数えたわけではないが、スペインサッカーをコンテンツとして扱っている書籍は100冊以上はあるんじゃないだろうか。

一方で、バスケットボールでは、そういった情報に触れる機会は少ない。海外のバスケというとNBAの情報ばかりで、それも育成や文化の問題にまで踏み込んでいないことがほとんどだ。

世界のバスケットボールに追いつくためには、世界を知らなければいけない。

スペインのバスケの育成について学ぶためのセミナー

このようなことを日々考えていたのだが、なかなかアクションを起こせないでいた。すると、下記の情報が飛び込んできた。

実はバスケ大国!世界2位のスペインバスケを支える育成の秘密と文化的背景 セミナー開催! | SPORTS JOB NETWORK 公式ブログ | スポーツナビ+

1も2もなく参加を決めた。スペインバスケの育成関係者2名によってスペインバスケの神髄が明かされる(かもしれない)。

講師はどういう人なのかと読んでみると、イニィゴ・デ・ラ・ビーリャ(23歳、若い!)とセルヒオ・ルイス・アントラン(35歳)の2人。イニィゴは、2004年から育成コーチを務めている……14歳? まさかな…… もしかしたら、10代から指導者を目指すというキャリアデザインがあるのかもしれない。そうだとしたらとても面白い話だ。

もう1人のセルヒオは、スペインで新聞記者を務めた後、育成コーチなどを「色々」やっていたようだ。彼の仕事の中でどこに一番重きが置かれているのは資料からはよくわからなかった。しかし、「フリーランスのライターとして数々のメディアに寄稿」「複数の日本人コーチが渡西した際にもガイドをつとめ、日本バスケや文化についても理解が深い」など、面白そうな紹介がされていることから期待ができそうだ。

2人の写真と、当日の詳細、参加方法などについては、主催企業の一つ株式会社UPSETの片岡秀一氏のブログにも書いてあるので、ご興味あるかたはご一読願いたい。

spain|片岡秀一

ちょっと気になるんだけど、これスペイン語で話されたらどうしようもないよね。

大丈夫、英語で話すから。ってそれも全然大丈夫じゃないんだけどね。頑張るけど。
→片岡氏より補足

 

通訳います!!!

 

助かった。ERTLUCの水野さんという方が通訳して下さるそうです。

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