ぬるい…… フットサル日誌その2


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今日はフットサルに行くか迷った。
というのも、先日寝違えた場所を起点に炎症起こしていて、今日は朝から背中が痛かった。筋膜炎か? 症名はわからないがとにかく痛い。

痛みがある箇所は後背筋だろうと思うのだが、痛みの印象としては肋骨がギシギシといっている感じ。職場で氷を使って冷やしていたので少し炎症はおさまったが、やはり痛い。

この状態ではフットサルにはいけない。
行くべきではないだろう。

でもどうしても行きたかった。
最近陰鬱な気持ちになることが多い。
書店の仕事も、物書きの仕事もどちらもうまくいっていない。

毎日がストレスの塊なのである。

そういえば、研究時代にも似たようなことがあった。あの時も狂ったようにサッカーの練習をしたものだ。

筋トレ1時間、サッカーの練習3時間、試合を1試合観る(2時間)、余った時間でサッカー書籍を読み続ける。

ボールを蹴ること以外にもう人生に救いがなかった。ボールを蹴って蹴って蹴って、走って走って走り抜くこと以外にやりることがなくなった。

鍛えに鍛えぬいた後、11人制のサッカーをしたら、羽根が生えたように軽やかに飛び回ることが出来た。パスカットはまずされない。成功率は95%以上だった。ドリブルでぶち抜くことも出来るし、アシストパスも決めた。

キーパーの上を抜くループシュートも決めた。

最高だった。今思い出しても気持ちがいい思い出だ。

もう一度、良いコンディションでフィールドに立ちたい。そんな思いが強まってきた。風のようにサイドを駆け上がっていきたいのだ。

そして出来ればゴールが決めたい。サッカーにおいて得点を決めること以上の快楽は存在しない。あれこそ全てだ。だから一時期はミドルシュートの練習をずっとしていた(もう蹴れなくなっているが)。

今日のフットサル。
いつも以上に強気だった。
しかしながら、後背筋の右側をかばっているので動きにダイナミズムがない。身体をひねると痛いわけなのでどうしようもない。

30分かるくジョグをしてアップしたらだいぶ楽にはなったものの、痛いものは痛い。だからやるべきではないのだが、知恵は後でケアするときに使おう。今は得点を取るのだ。

2回めに参加するフットサルなので、それぞれの選手の顔を上げるタイミングや、プレッシャーがかかっている状況での視野などがだいぶわかってきた。

出るべきタイミングで飛び出すと前線でパスがもらえる。

GKと1対1になる。

GKが飛び出してくる。

重心が高い。

トーキックで股下に転がすとそのままゴールへ。

右サイドで速攻。

トラップして1タッチ前に出しながら加速する。

ディフェンスは寄せてくるし、GKもシュートコースを絞ってくる。

クイックモーションでトーキック。

強烈なシュートがGKの頭上を抜けてゴール。

コースはたまたまだ。シュートなんて撃てるときに強く撃てばいいのだ。

そうは思ったもののまだ甘さがあった。

ぼくがGKをしているとき、ボールをキャッチ。

ドリブルコースが空いていたのでそのままドリブルで速攻。

よほど良いコースだったらしく、誰も追いついてこない。GKと1対1。

しかしGKは、かなり上手い人だった。

ワンフェイクかツーフェイク入れないと確実にコースを読まれる。

いやフェイクはバスケ用語だな。フェイントだ。

そんな時、左側から走り込む味方が見えた。

ぼくはGKをひきつけラストパスを出したのだが、パスがきつすぎてシュートは外れてしまった。

ぬるい……。

自分で撃つべきだった。仲間はデコイでいいじゃないか。もちろん、パスという選択肢は有効だ。しかし、ぼくは……

逃 げ る た め に パ ス を し た!!

相手が怖くてパスに逃げたのだ。

パスは、責任を相手に譲渡する行為ではない。シュートと同じくらい破壊力があるものじゃなければ。そうじゃなきゃ逃げだろ? シュートを打てば、GKがどれだけうまくても2本に1本は入るのだ。

それ以上の確度がなければパスなんかする必要はない。

責任は自分で持てよ。負けてもいいじゃないか。相手がうまかっただけだ。なんだよ、あのパス。あんなパス出してどうする。

フェイントをいれながら相手の重心を崩して、速いグラウンダーを右か左に蹴り込めば、大体入るんだよ。

情けない。

ぬるい……。

そして、怪我をする。
足首の内側の靭帯。外反というのだろうか。こんなところ痛めたことがない。

ドリブルを追っているときに、どういうわけか歩幅があわず、左足がピンと伸びた状態で着地してしまった。その結果、過度な力がかかって足首に負担がかかった。

こんな怪我の仕方は初めてだ。

もしかしたら右の背中をかばっていたのかもしれない。あるいはただのアンラッキーかもしれない。その場にいた整骨院の先生が、ホワイトテープでヒールロックをしてくれたので、何とか動けるようになったがゴレイロ専任にしてもらった。

しかし、チームが弱かったせいもあるのだが、シュートがまったく止められなかった。

股の下。ニア、ファー。すべての場所をシュートが通り抜けていく。ニアを止められないのは恥だが、その直前にファーを見事に決められていたので、少し空けてしまったのだ。

チーム力の差もあったのだが、多分12−0くらいでボコボコになった。

この試合。
ぼくがもう少しゴレイロとして戦えていたら、失点は半分にできていたはずだ。

それでもで勝てはしなかったが、もうちょい戦うべきだった。

相手がフリーでシュートを撃っているなら。その前にマークを支持しなかったゴレイロの責任だだろう。そこまで見えていないんだ。

あるいは、守備にほころびがあるならポジショニングでもう少し何とか出来たかもしれない。

しかし無力だった。

ぬるい……。

足首の怪我、全治1ヶ月。
最低でも2週間は走れないだろう。

不調なのに無理してフットサルをしたせいだが後悔はない。
怪我をしているときであっても、競技能力を高める方法はあるはずだ。

もっと速く走る。もっと長く走るために。
精神を叩き直す時間にしよう。


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