東大に11年在籍した後、タクシードライバーになりました

はとのす 

はとのすライフ

タクシー臨時休業。頭の整理のための記事。

投稿日:

Pocket
LINEで送る




ブログを毎日書くという目標は、霧となってかき消えてしまった。毎日書きたいという願望はあるのだが、コンディションコントロールが苦手なこともあり、なかなかうまくいかない。

アリとキリギリスで言うと、どこからどう見てもキリギリスなのである。

1月8日頃に、コロナの疑いがある病状となり、回復に1週間ほどかかった。回復後も後遺症のような症状でしばらく動きが取れなかった。

ようやく活動できるようになってきたのが今週だが、どうも万全とは言いがたい。ぼくの活動は、「脳のコンディション」にすべて依存している。

だから、うまくいかないときはとことんうまくいかない。こういうときは出来ることを少しずつ進めていくしかない。

とりあえずうまく行かないときはブログに整理するというのは習慣化しよう。毎日更新は難しくとも少しずつ更新していけばいつかは辿り着くかもしれない。





タクシーの休業は1月11日から2月9日までの一ヶ月間となった。その間、若干ではあるが給料は出るので、思う存分文筆業に使う余地がある。

休業時の保障は、普段の営業収入に依存する。ぼくは1年目だし、基本的には売上があまり大きくないので、恐らく給与は15万円くらいで手取りでようやく10万を超えるくらいになるのではないだろうか。額面としては物足りないが、何もしないのにもらえるお金としてはとても大きい。

イメージとしては短期的に失業保険をもらえているような形だろうか。待ちの情勢としてはこのままもう1ヶ月くらい休業になりそうな気はするが、そこまで休むのを潔しとしない経営判断はあるかもしれない。

弊社の対応について不満を持って退職してしまった人も結構いるのだが、ぼくはほとんど不満をおぼえたことがない。本当に1回たりともないというレベルである。あ、いやまぁ、もうちょい最初の段階で細かいことを教えておいて欲しかったというのはあるか。

まぁゼロかと言われるとゼロではないのかもしれないが、以前勤めていた渋谷のベンチャー起業を100とした場合、今のタクシー会社に対する不満は0.0000000000000000000000000001くらいである。渋谷で何があったのかという話なのだが、これがなかなか壮絶であった。

例えば……。

入社して現場にいってすぐの頃。会社が「社会保険」を知らなかったため、監査が入った時に怒られたらしい。バイトの子が突然給料を大幅に減らされた。その上、会社の事情でいきなりシフトも減った。滞納していた社会保険料を後からまとめて払わなきゃ行けなくなったというようなお粗末な理由だったはずだ。

右も左もわからない中、阿鼻叫喚の現場で、バイトの子の愚痴を聞くのが仕事になった。うーん、思い出しても地獄だ。この手のことが月に何度も起こっていたので、非常にしんどかったのである。

基本的に現場ワークに向いてない人が無理矢理現場ワークをしているので、みんな常にイライラしていた。人間関係が悪い職場というのは本当に厳しい。二度と行きたくない。

そして誰が悪いのかというと、トップとシステムが悪い。従って、改善される見込みがない。

まぁいいや。その手の状態からすると、すべて会社がやってくれて、タクシーに乗れば給料がもらえるという状況はとっても楽だ。街の状況は悪いが、そこに会社の責任はない。迅速かつ最適な対応が取れないこともあるかもしれないが、人間だから仕方がない。

どこかの会社みたいに社員を騙して倒産しようとしたところは論外だが、弊社は誠実に対応してくれていると思う。こんな状況で、至り尽くせりのいい会社なんかないよ。

そして、自分はそれだけの待遇を受けるほど価値のあるプレイヤーなのかも考えないといけない。タクシードライバーの月の売上は50万〜100万程度(コロナ時)。

価値あるドライバーは2人分くらいの活躍をする(経費などを考えるともっと価値があるかもしれない)。しかし、逆に言うと2,3人分くらいの活躍をすることしか出来ない。

だから、そのくらいの待遇しか保障されないのは仕方がないことなのだ。

だいぶ頭がまとまってきた。

弊社の好きなところは、ややこしい接客マニュアルがないこと。もちろん一定の研修は受けるが、「○○を言わないとアウト!」みたいな取り決めがない。あるといえばあるが、ないといえばない。

だからお客さまにあわせて、最適と思う接客をすることが出来る。

すごく稼げることで有名なトップ企業は、接客もマニュアル化されている。

どっちがいいかは非常に難しいところで、後者に適応することも出来なくはないだろうけど、ぼくはいまの感じが気に入っている。もうちょい無線はなって欲しいが。

んータクシーないとつまらないな。どれだけ忙しくなっても、どこぞの社長になったとしても、月に6〜8回くらいはタクシーに乗りたいものだ。

どんなゲームよりも楽しいし、どんなリラクゼーションよりも頭がすっきりするし、どんなに睡眠不順に苦しんでいたとしても、帰庫したあとはぐっすり眠れる。タクシーを始めてから心身共にコンディションは上向きである。

とりあえずこのへんで。

-はとのすライフ

Copyright© はとのす  , 2021 All Rights Reserved.