【TV観戦のーと 】天皇杯準々決勝 サンフレッチェ広島 ｖｓ ヴァンフォーレ甲府【No.001(S)】
はとのーとでは、メモ書き程度のゆるい観戦ログをつける予定。書かないと忘れちゃうけど、紙に書いておいてもなくなっちゃう。エバーノートにいれとけばいいんだけど、読み返すことがまずない。ある程度の緊張感を持ってブログにメモ書きをするのがベストという結論になった。
「ちゃんとした文章」ではないので、結論があるとは限らないし、淡々とした書き口になると思う。
というわけで、録画していたものを観戦。
広島は、「初観戦記」の前にテレビでも4，5試合観戦したことがあったし、スタジアムでも2回観ている。ある意味一番馴染みがあるチーム。だけど、観る度に新しい発見があるのが面白い。
甲府は、Jリーグ屈指の牧歌的なチームだから是非みてくれと紹介されたことがある。どういうことなんだ。広島に移籍した柏好文選手はどんな感じなんだろうか。
前半
甲府は得点源のパトリックが内転筋の怪我で途中出場。
広島はいつものメンバー。
23分に、佐藤寿人がお洒落なゴール。後ろから飛んできたボールをヒールで持ち上げてそのまま縦に抜ける。あれをやられちゃ止めようがないね。
しかしながら、前半のアディショナルタイムに千葉のオウンゴールで1－1の同点へ。
こればっかりは声を大にして言いたいのだが、千葉の顔は面白すぎる。
普段ふざけているせいもあるんだろうけど、どこからどうみても面白い。
オウンゴールをいれた時の微妙な表情には噴き出さずにいられなかった。
選手としての能力については、ぼくはまだ全く評価できないのだけど、キャラクターと存在感、要するにタレント性は相当なものだろうと思う。
森脇よりも押しが強くない感じだしね。純粋なるひょうきん者というか。悪くない。ぼくは好きだ。
ちなみに青山も好きだ。なんだか知らないけど好きな選手だ。始めてみたのがCWCでミサイルみたいなミドルシュートをぶち込んでいたからかもしれない。
後半
前半は何となくスローな感じで、ちょっと眠くなる場面もあった。
けど、後半は甲府が前からプレスをかけ始めた。途端にスピーディーな展開になった（と思う）。
格上の広島相手にフルに走り回ると勝てそうにないから前半はしのいで、後半に片をつける作戦だったのかしら？
肝心の柏選手はどうったのかというと、やはり目を引く存在感だった。
躍動感があるというか、身体が伸びるというか。
ボールも全然失わないし、パスも悪くないしで、ぼくでもわかるレベルで良い選手だった。
途中から寿人と野津田がチェンジ。野津田を観ていて、「おーすごいな！！」って思うこともあるんだけど、「全然目立たないな、どこいった？」と思うこともある。具体的にいうと、この甲府戦と、天皇杯決勝のマリノス戦のときは目立たないと思った。鹿島とやったときはキレキレに見えた。
これはぼくの集中力の問題なのか、野津田の問題なのか。しかし、ぼくはサッカー選手のスカウティングは出来そうにないな。
70分に、エースと思われるパトリックが出場。
大型のフォワードなので、放り込み作戦が来るかなと思ったら、何故か外に開くパトリック。
「中に入れ！！！」と叫ぶ城福監督を尻目に、ずっと外に開いたままだった。
城福監督ってどこかで観たなと思ったら、敬愛するいとうやまねさんの記事だった。
城福浩～父の背中が語るもの～
パトリックは結局シュート０。
どういうこっちゃ……
ファーに立ち続けているだけでも脅威になると思うんだけどなぁ。
さて、試合は延長へ。
延長は両チームとも少し疲れたらしく、なんかドロドロした雰囲気に。
夜遅くに観ていたこともあってちょっと意識が遠くなった。
案の定、スコアは動かずにPKへ。
PK
甲府が自滅して負けそうかなと思ったら、ミキッチがシュートを外す。
これは再びチャンスが来たかと思ったけど、最後はマルキーニョスが宇宙開発。
何ともいえない微妙な表情がずっと抜かれていた。
これ、スタジアムにいて甲府を応援していたら全く違う見え方だったんだろうな。
テレビでみていると、ちょっと滑稽に見えてしまうけど、現場にいたら滑稽どころじゃない。
シュートを外したマルキーニョスは「笑うしないね」という状態だったんだろうな。
テレビ観戦も悪くはないけど、テレビだと物語の中には入れない。
絵本の中に入れることと、絵本を読めること、どちらが幸福だろうか？
このフレーズ悪くないな！
深く考えずに書くのも大切なようだ。
試合後に寿人が「このメンバーで試合ができるのも最後の大会。」と言っていたが…… こういうのを後からみるとぐっと来るものがある。
ぼくは既にJリーグという絵本の住人だから、この言葉の意味が理解できる。けど、ずっと外から見ている人にはわからないのだろう。
でも、寿人さん、大丈夫。
来年も千葉ちゃんは一緒だよ！
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