2014-02-10_1005

最強ブロガーでろりん様について語ってみた。


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ヒグマに扮したブロガーでろりんが、ぼくについての投稿を書いてくれたので、ちょっと遅くなっけどリアクション記事。
中村慎太郎と言うブロガー(作家)の成功例から見る「たった一つの武器でも成功出来る事の証明」【メガネは偉大】


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メガネをかけた男

彼の主張を要約すると……

「中村慎太郎の知的なメガネ姿は、男として憧れる。本当に格好いい」

というものだろう。非常に正確な指摘だろうと思う。
思えば、初めてメガネを手にしたのは、19歳の時だった。
あの時はまだ金縁のメガネをかけていた。今思うと、ちょっといまいちだった。

しかし、初めてメガネをかけたぼくを見て、生みの親である母が言ったのだ。

「あんたの顔のパーツの中で、メガネが一番いいわね。」

それ以来、ぼくはメガネを顔の主役として位置づけることにした。
というかいつの間にかメガネ様が主人で、ぼくは家来になっていた。

でろりんが、中村慎太郎がメガネにすぎないと感化したのは慧眼であった。大正解だ。

でろりんの長所 当たらずとも遠からず

でろぶろとWEB論において、でろりんの書く記事の特徴としてまず最初に思い浮かぶのはこれ。

「当たらずとも遠からず」

でろぶろのサッカー記事なんかは特徴的なんだけど、「そう言われるとそういう気がしてくるけど、結局よくわかんないね」というあたりに着地することが多い。大抵は論拠に乏しいし、言うならば「飲み屋でのオッサンの呟き」レベルの言及が多いので、「その通りだ!」と納得するまではいかない。

しかしながら、「それはぜんぜん違う!!」と心がざわめくこともない。当たらずとも遠からずという絶妙な線をついている。

「当たり」のほうに寄せるなら、記事を作る労力が10倍くらい増えてしまうし、「ハズレ」のほうに寄せると炎上マーケティングになってしまう。記事を量産しつつも、人に不愉快をあたえず、「ふーん、なるほどね。」と思わせるのは職人芸のレベルだ。

そのくらいゆるいからこそ、次の更新を求めて覗きに来る読者が多いのだろうと思う。

ぼくも半年以上WEB媒体に無記名で文章を書いていたが、WEB上の文章の最大の特徴は、読み疲れないことなのだ。「ちょっとめんどくさいな。」と思った瞬間に、みんなブラウザを閉じてしまうからだ。そういう意味で、でろぶろは非常に優れている。どうせ大して難しくないから最後まで読もうと思ってしまう。そして関連記事に飛んでいくという循環が生まれる。

うまいなぁと思う。

でろりんの長所 主観がしっかり入っている

主観なき文章は「情報」にすぎない。大事なのは解釈だ。情報を並べておくことにも意味はあるんだけど、読み手が面白さを感じるのは、その人独特の感性に触れた時だ。

一般に、人が本を読むには2つの目的があるとされる。一つは、「共感」を得たい時で、もう一つは「発見」をしたい時だ。でろりん目線のゆるくて読みやすい主観によって、「小さな共感」をしたり「小さな発見」をすることが出来るのが大きな特徴だろうと思う。

でろぶろの場合は、客観的情報に対して、必ずでろりんの主観が入っている。「どうせ大したこと言わないだろ」と思いつつも、やっぱり気になって読んでしまう。その結果不愉快になることもないし、全然違うと思うこともない。それなりに参考になる。

こう書くと馬鹿にしているように思われてしまうかもしれないが、すべての記事において、この絶妙なさじ加減をするのは「神業」に近い。正直言ってぼくも真似したいくらいなのだが、うまくできない。

ぼくの場合は「俺はこう思う!」が強すぎて、ちょっと目障りな感じになってしまう。

でろりんの長所 人の上に立たない

「人の上に立とうとしない」というのが一番強力な武器だろうと思う。
今の自分の状況に満足しているから、変なコンプレックス丸出しになったりすることなく、自然体で文章を書くことができる。

これはぼくも32歳になってようやく達した境地だ。年齢的にも、精神的な段階としても、非常に近いところにいるからこそ、Twitterでも絡むことが多いし、こうやってブログで意見を交換することもあるのだろう。

文章というのは、その人の心の鏡のようなものだ。書いたものを見れば、その人の人生がわかる。逆に言うならば、文章とは人生そのものなのだ。良い人生、充実した時を送っているというのが文章から見えるからこそ、人から支持されるのだろうと思う。

でろりんの長所 ブログ運営が達人レベル

ぶっちゃけブログ構成は下手ですし、今も「あーこうすれば良いのにー」と日々思いつつも「まぁどうせ俺のじゃねぇしお節介だから良いや( ´_ゝ`)フッ」と思って眺めています。

すみません。弟子入りさせて下さい……
正直ぼくはブログ運営は苦手で、そういえばプロフィールもまだ真面目に作っていなかった。

何をどうすればいいかよくわからないレベル。おせっかい大歓迎です。よろしくおねがいします。

というか、このおじさんなんでWEB関係にこんなに詳しいんだろうか。ぼくには今の感じが限界です……

ブロガーとして成功しているという評価を頂いたわけだけど、ブロガーとは名乗ることができないレベルでございます。

でろりんの課題

でろぶろさんすげーって感想をつらつらと「でろぶろ風」に書いてきたわけだけど、最後に一つだけ上から目線でアドバイス。

でろぶろ&でろりんは、非常に完成されていて、非の打ち所はない。現状維持でいいなら、このまま突っ走ったらいいと思う。

ただ、もっとステップアップしようとする場合には一つ課題があると思う。

それは、「読書量不足」だ。
ブロガーという職種も「物書き」であることは間違いないのだが、「物書き」が実力を上げるためには「読む」という行為が必要不可欠だ。

物書きのプロが文章を読めば、書き手がどのくらい本を読んいるかがすぐにわかってしまうものなのだ。

それは、語彙、表現力、文体、知識に現れる。

でろぶろやWEB論でも月に1~2冊くらい書評を入れてみるといいのではないだろうか。記事の内容はいい加減でも構わない。読めば必ず血肉になっていはずだ(そしてぼくが本を出したら、特集するがよい)。

ブックレビューはブロガーとしても重要なテーマなので、それに取り組むという意味でも悪くないだろうと思う。1年後には芽が出ないかもしれないけど、10年間やっていれば全く別の境地にいけると思う。

「読むのはめんどう」とか言われてしまうかもしれないけどそれはこういうものに似ている。

「サッカーの試合を観るのはめんどうというサッカー関係者」
「音楽を聴くのはめんどうというミュージシャン」
「遊ぶのはめんどくさいという子供」

文章を書くとが生業ならば、文章を読むことにも積極的に取り組んだほうが必ず良くなる。サッカー本でもいいけど、できれば違う分野のものも読むと面白いかもね。

……というわけで、最強ブロガーでろりん様の足元にも及ばない、地面を這いつくばるダンゴムシのようなブロガーしんたろうによるでろりん論でした。

最後に広告すれば何書いても許してもらえるらしいので告知。

でろぶろ
Twitter(@derorinkuma ) 

サッカーブログ。本田圭佑と名古屋グランパスが中心だが、ヨーロッパサッカー及びJリーグについて全般的に扱っている。話題になっているサッカーニュースをぼんやりと追いたい人は、このブログをチェックするといいと思う。

WEB論
Twitter(@webronjp )

WEBで拾ったことについてでろりんが適当な意見を言ったり、自分の経験に基づいた記事を発信するブログ。ちょっと良い人ぶってんじゃねぇのこのクマ野郎と突っ込みながら読まないと騙されるので注意。いいひとではありません! なりすまし、ダメ、ゼッタイ!

というわけで、はとのーとは、でろりんとでろぶろを応援してますっ!


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