5月中盤からW杯までの活動予定について
時間がないのは幸せなのよ、と言いつつも(参照:時間の足りない人生は幸福である。)、やることが多くてパニック気味なので、整理しておきたい。
この期間における主な活動は以下の4つ。
「はとのす本」の仕上げと告知、「日本各地のホームスタジアムのレポート」(次作)のための取材と執筆、ブラジル行きの準備、その他。
1.「はとのす本」の仕上げと告知
・ゲラの確認などの雑務。最終チェック。
→恐らく後1~2週間で印刷されることになるはず。
・ブログを通じた告知。
→巨大な宣伝網がある大きな出版社ではないので、著者も全力で広告しなければ! 頑張れはとのす!
・おまけコンテンツの作成
→書籍に掲載しきれなかったネタや写真、動画などを補完するコンテンツを、時間があれば作成したい。
→ただ時間的には厳しいか。
→大量に出てくる「チャント」については、音源を用意したいと思っている。
・出版記念イベントの打ち合わせ
原稿がちょっと遅れてしまったのでこっちもキツキツになってしまった。しかし、ワールドカップ前に絶対にやりたい!とイベンターの方からも熱いメッセージを頂いたので、こっちは決行!! 出版記念なので、「読んでいないことを前提」のイベントにしようかなと思っている。今のところの有力候補日は6月8日なんだけど、明日詳しい打ち合わせがあるのでそれまでは未定!
2.「日本各地のホームスタジアムのレポート」(次作)のための取材と執筆
4月は原稿を抱えながらだったので、フットワークが重かったがようやく楽になったので、先週は、神戸と鳥取に行ってきた。
大阪ダービーも観たし、話題のセレッソに大してFC東京がリベンジした試合も観た。西京極にもいった。
どこまで書籍に組み込めるかはわからないけど、今の時点での「取れ高」では一冊分には足りない感じ。
もちろん、内容を薄めて、字数を引き延ばし、写真などで間を埋めれば何とかなるかもしれないし、そのほうが効率が良い。
しかし、濃厚さこそ正義!! 活字離れが言われて何十年も経ち、出版不況が叫ばれる中、文章の力を信じて突き進むのだ!
6月刊行予定の新著が「サポーター」というテーマを追った作品であるのに対して、次作シリーズはかなり気軽な作品にしたい。
難しいことは考えず、事前に特別な知識もいらず、のんびりとJリーグを楽しんだ感じにしたい。早く書きたいな。これも絶対に面白くなる。
偉大なる横浜Fマリノスと、話題のセレッソ大阪と、ガイナーレ鳥取が並列に扱われている企画は、なかなか珍しいと思う。
ワールドカップまでの観戦予定は……
5月17日 甲府 柏
5月18日 仙台 広島
5月24日 松本 磐田
(5月25日 岐阜 北九州)
と組んでみたのだけど、全部は行けないかもしれない。
後は5月31日と6月1日がラストチャンスか。
甲府はなんか面白そう。狙ったわけではないが今シーズン4試合目の観戦。因縁を感じる。
昔は年に2回、清里に行っていたこともあるし、卒業論文で宮澤賢治の「やまなし」についてちょこっと触れたりもした。因縁を感じる(?)。
仙台さんは、凄く好きなチームなのに、最初の本では負け試合紹介することになってしまったので、贖罪の意味を込めて、渾身の力を込めて牛タンを食べてきたい。しかし、他のスケジュールを考えると行けなくなる可能性もある。半々くらい。
松本さんは、ある意味メインコンテンツ。一体どんな感じのチームなんだろうか。そして、山雅ールには会えるのか!(ここ大事)
岐阜さんは…… 一応書いてはみたけど行けるかわからない。面白い場所とは聞いているけどどうなんだろうか。
しかし、これ、いつ執筆したらいいんだろうか。
ブラジル行きの途中で書こうかな。何せ30時間もあるからね……
ブラジルでもどうせ暇な時間あるから、そこは執筆時間にあてたらいいかもしれない。
「鳥取対琉球の試合について、サンパウロで書きました」というカオス感もなかなかいい。そういう感じは好きだ。
そういえば、新著に出てくる東京対仙台は梅田で書いたのだった。大阪で東京について書いたからこそ、書けたことがあると思っている。梅田の地下迷宮で迷い続けた日々が懐かしい。
カオスの中には全てがある。ドロドロに溶けて、滅茶苦茶になった場所から、パトスというパトスを感じ取り、カオスをカオスのまま形を与えていく。カオスに対して、浅い解釈を与えて、簡易的なマニュアルにするようなやり方では、圧倒的に浅い。カオスはカオスのままスケッチするべきなのだ。もしそれが可能であれば、カオスの中にある美しい連続的な秩序が姿を現してくる。
ぼくがするべきことは、抵抗せずに、目に見えたものを目に見えたまま書くことだ。余計な演出を捏造することなく、良いものも悪いものも含めて、素直に書いて行くことで、最後には何かの絵が描けるはずだ。それはなんなんだろうか。わからない。だからこそ、先に進みたくなるものだ。
ツイッターでもご指摘頂いたが、カオスをカオスのまま書き上げる芸術家気質のある天才的なライターが川端さんで、新著「Jの新人」はそういう意味でとても素晴らしい。ぼくと路線は違うけど、表現形態は理想型に近い。書評:川端暁彦著 『Jの新人ーJリーグ新加入170選手の価値2014』
3.ブラジル行きの準備
こっちがなかなか大変。いつ時間を作ったらいいのかよくわからない。予算も乏しいが、あまり財布に優しいプランは最早できないかもしれない。
ただ、最悪の場合、日本の試合に行くのを諦めれば、かなりイージーな旅程になる。もちろん、試合を観に行くわけだから、試合は最優先なのだが、移動するのが非常に困難な土地だし、色々物騒な話もあるのでそこは無理をしない。
ワールドカップやっていない土地のホテルなら確実に空いていると思うのでそこに潜伏するとかね。それに何の意味があるのかと言われるとよくわからない。意味があるかもしれないし、空しいだけかもしれない。
今回は企画があるわけでもないし、ぼんやりした旅だから後で書籍化するのも無理そうな気がするので、気ままにやろうと思う。
ただ、ぼくのブラジル行きについての救世主的な書籍が先日発売された。出来れば書評をかきたいところだけど、とりあえず簡易的に紹介。
旅の達人であり、今年の初頭にブラジルに下見に行ってくるというウルトラCを成し遂げ、footbrainへの出演を果たすなど、知名度がさらに上昇している変な人、村上アシシ氏が書き上げた電子書籍。彼がどこへ向かっていくのかにも興味深いが、この本も旅のノウハウ本として、またブラジル国内の事情についての生きたレポートとして非常に役に立つ本になりそうだ。
さっさと読んで準備をせにゃあかんですね。
ポルトガル語の勉強については、ロゼッタストーンを導入してみた。英語版は微妙だったけど、全く知らない言語ではかなり役に立つ。旅程はある程度穴があってもいいと思っているのだが、ポルトガル語だけは出来ないことにはしょうがない。これは頑張れば何とか出来ることなので、頑張りたい!!
4.その他
ブログの更新について。
本当はブログだけを書いていたいのだけど、そうも言っていられない。ブラジルワールドカップまでに書けることは限られている。
書きたいことはたくさんあるが……ねこじたブックカフェのレポートは溜まってるから何とかしたいな。人気コンテンツとは言いがたいが、そういう問題ではないのだ。
後は、フィジカルコンディションを何とかせねば。
執筆期間後に、体重計乗って、74 kgまで増えていた唖然とした。人生で一番重い。いや、70 kgを超えたことすらなかったのに!!
慌てて体重を落としたので今は70.50 kgレベルまできたが、ぼくのベストコンディションは63 kgなのだ!!! そりゃサッカーで走れないよ。ブラジルまでに68 kgくらいまでは落としたい。あんまり急いで落とすと、恒常性が崩れるから、ちょっとずつ……
というわけで、とりとめがないけど、書いているうちに自分の中ではまとまった! よし、今日も全力稼働!!
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