【ゆる感想:ガンバ大阪vs浦和レッズ】食い気味で、はらぐちー!!【J1-2014 テレビ観戦】


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ガンバ大阪vs浦和レッズ@万博

テレビ観戦に基づいたゆるい感想。

浦和レッズとは縁があったので、それ以来注目しているチームになった。結局浦和サポーターにはならなかったのだけど、一度あの感じを味わってしまうと絶対にアンチになろうとは思えない。この試合だって、ついつい観ちゃったしね。

ところで、解説者(誰だったんだろう)が、「浦和レッズで注目の選手はいますか?」と聞かれた時、食い気味で「はらぐちー!!!」と答えていた。

原口元気に注目!

試合前に大久保美幸レポーターが、ガンバの新スタジアムについて話をしていたのだが……
凄い勢いでカンペを横目に観ていた。
コージー冨田の「石橋貴明の真似」を思い出した。
でも、こういうのは「あり」だ! 能面みたいな顔でやられるより隙があったほうがいい。

出場選手の引用元はJ’s goal


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ガンバ大阪

GK 1 東口 順昭
DF 21 加地 亮
DF 8 岩下 敬輔
DF 5 丹羽 大輝
DF 4 藤春 廣輝
MF 27 内田 達也
MF 15 今野 泰幸
MF 11 倉田 秋
MF 10 二川 孝広
FW 20 佐藤 晃大
FW 7 遠藤 保仁

ベンチ
GK 18 木村 敦志
DF 3 西野 貴治
DF 14 米倉 恒貴
DF 22 オ ジェソク
MF 17 明神 智和
MF 19 大森 晃太郎
FW 9 リンス

監督
長谷川 健太

宇佐美が離脱したのはかなり痛い。
ガンバとしても痛いだろうし、観戦する立場としても最大の見所を失ったので痛い。

遠藤がフォワードに入るのは去年かららしいけど、最前線に起点を作るという狙いなのだろうか。
あるいは、遠藤が下がってくることが基本になっているのだろうか。

浦和レッズ

GK 21 西川 周作
DF 46 森脇 良太
DF 4 那須 大亮
DF 5 槙野 智章
MF 14 平川 忠亮
MF 22 阿部 勇樹
MF 8 柏木 陽介
MF 3 宇賀神 友弥
MF 7 梅崎 司
MF 9 原口 元気
FW 30 興梠 慎三

ベンチ
GK 18 加藤 順大
DF 2 坪井 慶介
DF 17 永田 充
MF 13 鈴木 啓太
MF 29 矢島 慎也
MF 11 関口 訓充
FW 20 李 忠成

監督
ペトロヴィッチ

西川周作がどこまで“効く”のかが最大の肝だろうか。
新加入の李忠成はベンチスタート。

ざっくり試合の感想

最初から原口が全開モード。
強烈なミドル。雨で濡れてるときに、低めを跳ねてくあのボールはほんといいセレクトだと思う。
弾くしかないし、キーパーとしてもああいうのは怖いもんね(ぼくはキーパーとしてプレイすることが結構あるのでキーパー目線)。

さらに仕掛けてシュート。ファーの上隅を狙っていた。いい狙いだなぁ。

前線で前を向かれると止められない感じ。確かに原口に注目だ。

原口は今年から9番をつけるらしい。
9番というと「ゲットゴール 福田!」の番号だ。

うちの嫁さんは、元レッズサポで(今でも好きだけど情報は追ってない)、福田の熱烈なファンだった。
今でも福田のことを愛しているらしく、福田が監督にでもなったらレッズサポに復帰するとか何とか言っている。

「ゲットゴール福田!」というフレーズは、今書いている本の前書きにも載っけようと思っている(予定は未定)。ぼくにとっても思い出深いフレーズだ。

さて、20分経過の時点でシュート本数は原口の2本だけ。
ガンバも少なくて1本のみ。
主導権を握れるように大事に大事にボールをこねくりまわすしっとりとした展開。

そんな中、雨足が強まってきた。
と、同時に試合は段々と動き始めてくる。

西川と東口

やっぱり西川が入ったのは大きい。
去年観た試合は、押し込まれてバックパスした後「綱渡り的な展開」になることが多かった。
けど、西川にバックパスをした場合、軽くボールを捌いて前線に供給できる。
ロングフィードが味方ボールになる可能性が高いってのは強いなぁ。

西川がズトンと蹴って、前線の興梠が落とすパターンもあって、これが継続できるようだと強力だろうと思った。
だって、後ろから原口が走ってくるわけだから。

試合後にピッチサイドのレポーターが言っていたけど、西川のコーチングがいいらしい。
いいと言っても「声が聞こえた」という意味であって、「内容が的確」という意味ではないだろうとは思う。

一方、ガンバのGKを務める東口は新潟から来た選手らしい。
新潟サポで、東口のファンの某さんが取り乱していたのを思い出す……

その東口も良い選手で、「フィードするまでの速度」が速いことが特徴らしい。
確かにボールを取った後、サササっと動いてすぐにパスを出す。

これはあれだ。ぼくが試合でやると。

「落ち着け!焦るんじゃない!!」

と怒られるパターンのやつだ。
一般的には、急いでパスを出すと味方の準備も出来ていないから危険になってしまうこともあるのだろう。
だから、ある程度落ち着いてからパントを蹴ったり、ロングフィードをしたり、サイドバックに散らしたりする。

一方で、東口の場合は状況がよく見えているので、急いで出しても危険な状況を生まないということなんだろうか。

「フィードまでの速さ」という評価軸は今まであまり考えたことがなかったので、これはちょっと面白い。

リプレーあるからイージー

両チームのチャントを知っていると俄然楽しい

あおくろーおおさかーあおくろーおおさかー

去年万博で聞いた曲が流れてくる。知ってると聞き取れるし、テンションが上がる。
ガンバのチャントってバリエーションが豊富で面白いよね。
「鬼のパンツ」の歌にあわせて客席が動くやつはほんと好き。

浦和のほうは、ほぼ完全にマスターしていることもあって非常に楽しい。
と思ったら、興梠のチャントが出てきた。これは初めて聞いたような気がする。
去年はたまたまやらなかったのか、それとも今年からなのか。

あと、終盤の曲もPride of Urawaではなかったような気がする。
ミックスの関係で聞こえなかったのかもしれない。

浦和サポは大体3000人くらいだったらしいので、流石に音量で負けちゃったのかしら。
万博のゴール裏は狭いしね……

試合の行方

前半の最後で、槙野がボールを押し込んでゴール。
その後、ダンスをしていたようだが…… 

この辺りは子供が泣きながら迫ってきていたので、あんまりちゃんと観ていなかった。巻き戻すほどではないかなと思いそのまま視聴。

途中から遠藤はボランチの位置まで落ちていた。
こっちのほうがボールタッチする機会も多いし、組み立てのパスは正確だし、はるかに怖いなと思ったのはぼくの素人判断なのだろうか。

なんで前に置いてるんだろう。気になるから来節も観ちゃいそうだ。

遠藤のフリーキックから、丹羽選手がヘディングを決めた!
と思ったらオフサイドだった。

リプレーを観ると、完全なるオフサイドだった。
やっぱりリプレーあると楽だ。ゴール裏からみていると、オフサイドかどうかはさっぱりわからない。
そういう意味ではテレビ放送は強い。でも、スタジアムに行く方が面白い。このあたりをしっかりと読み解くのがぼくの仕事になりそうだ。

さて、途中で梅崎がアウト。李忠成がイン。

それまでは、浦和のプレスが効いていたように思えたのだけど、このあたりからはガンバが上手く繋ぎ始める。
プレスしてもあまり効果がなく、浦和を押し込んでいく様には迫力があった。
これがガンバ大阪の攻撃力なのかもしれない。

しかし、フィニッシュまではいけず。

逆に、原口が縦に抜けて出していって、左を走る李へ決定的なラストパス。
しかし、タッチミスをしてしまってシュートを撃てず。
ボールが相当滑るのだろう。

本当にいい形だったんだけど。

李が中盤から反転してミドルを撃っていたの惜しかった。こういう気の強さはいい。

那須がハムストリングを痛めたのか交代して永田へ。
興梠もアウトして、鈴木啓太へ。

とやっているうちに、試合は終盤に突入。
終盤は見応えのある展開だった。

ガンバは残り30秒で、決定機を迎えるが得点ならず。

その後、ボールをキープしてつなぐ浦和。
森脇がボールを持っていたところに倉田が突っ込んできて、ちょっと小競り合い。

「やめろやめろ」と引き離されて、冷静になった後笑顔で握手。
そんなことをしているうちにタイムオーバー。

開幕戦は、浦和レッズがアウェーで勝利。

やっと浦和が勝つところを観ることができた。最後は崩壊してしまった守備も、西川の加入などのてこ入れがあって堅牢になったようだ。
これは、かなり強いのではないだろうか。

結論1:実力があるチーム同士のしっとりとした玄人好みの試合だった(ような気がする)

結論2:原口に注目!


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