物書きタクシードライバー
中村慎太郎
東京生まれ、東京育ち。タクシー乗務の合間にブログ記事やサッカー旅記事、タクシーエッセイなどを書いている。ブログ毎日更新を始めるが、早速途切れてしまう……。これは絶望の序章?!
毎日更新をすると誓って再開した「はとのす」であったが、何と9日で更新が途切れてしまった!!
あー、もう駄目だ。諦めよう。
とはならない。
どうしても更新をし損なってしまう日が出てくることは想定内であった。時間制限がある中で記事を書くだけの「ライフ」が残っていない日もあるだろう。特に僕の場合は、調子のムラがとても大きいので、更新をミスる日は必ず訪れる。
ちょっと早すぎた気はするが……。
何に失敗したのかを言語化する
何に失敗したのかは明確で、書き溜めることが出来なかったのだ。必ずその日に書くとなるとうまくいかない日もある。だから10日分くらいまとめて書いておくべきだと考えていたのだが、ストックを作ることが出来ていなかった。
逆に言うとストックさえあれば更新するのはそれほど難しいことではなかったはずだ。脳を使わずに、整然と整えるだけでいいのだから。スマホからでも更新は十分に可能だ。
どうして書き溜めが出来なかったのか
時間が無限にあれば少しずつ書き溜めて行くことも出来るのだが、ぼくの持ち時間はどちらかというと少ない。いや、そもそも膨大に時間があるときでも毎日更新はうまくいかなかった。
毎日更新をしようと思った場合には、ブログ更新という一連の作業を一気に終わらせようとしてはいけない。それだと、作業が重すぎてうまくいかないのだ。
ブログ更新に必要な作業は以下である。
アイデア出し(?分)
↓
アイデアの一般化(読者にとって有益な情報にする) <5分>
↓
コンバージョンを定める(広告やSNSのフォローなど、記事のゴール)<5分>
↓
キーワードとディスクリプションを作る <5分>
↓
構成を決める <5〜10分>
↓
肉付けしていく <5〜10分>
↓
書き始める <10〜15分>
↓
画像やリンクの挿入 <5分>
↓
アイキャッチ画像の作成 <5分>
↓
最終的な見直し <5分>
↓
公開とSNSでのシェア <5分>
このように分解できる。すると1記事あたり55〜70分ということになる。まぁそんなもんかなというところなのだが、毎日1時間集中するのは物理的に難しい日もある。ブログ以外にもやることが山積みになっているからだ。
もし、書き溜めをするとなると、一日あたり三本書こうと思ったら、3時間から4時間ほどかかることになる。それなりに頭が疲れる作業なのと、一記事仕上げたら一段落した感じが出てしまうので、どうもあまり現実的なアクションではなかったようだ。
仮に3日に1回4時間のブログ執筆時間を取った場合、その日は他の作業があまり進まなくなる可能性が高い。
ブログ毎日更新のためのアクションプラン
というわけで対策を練ってみた。
パソコンの前に座っていなければ出来ない(やりづらい)作業と、スマホで出来る作業に分けることにする。
<スマホでもできる>
アイデア出し(?分)
↓
アイデアの一般化(読者にとって有益な情報にする) <5分>
↓
コンバージョンを定める(広告やSNSのフォローなど、記事のゴール)<5分>
↓
キーワードとディスクリプションを作る <5分>
↓
構成を決める <5〜10分>
↓
肉付けしていく <5〜10分>
<パソコンでやりたい作業>
書き始める <10〜15分>
↓
画像やリンクの挿入 <5分> ☆
↓
アイキャッチ画像の作成 <5分>
↓
最終的な見直し <5分>
↓
公開とSNSでのシェア <5分>
画像やリンクの挿入に関しては、スマホからでも出来るかもしれない。こうすると、スマホで寝ながら、移動しながら、出来る作業が25〜35分、パソコン前でする作業が30〜35分と美しく分離させることが出来た。
パソコンに座ったときには“執筆”作業と、更新作業だけをすればいいようにしておけばかなり楽になるのではないかと考えた。
あと、執筆用のテンプレートをiPhone、Macの「メモアプリ」に作っておいて、思いついた時、隙間時間が出来た時にさっさと更新出来るようにしよう。
このシステムを今日から日曜日くらいまでの間に整えて、来週は毎日更新出来るようにしよう。
ちなみに10日間やったところ、一日60円くらいの収入は得ることが出来た。これが大きいと考えるか、小さいと考えるかは、あなた次第!!
中村慎太郎
東京大学文科Ⅱ類→文学部倫理学専修.
東京大学大気海洋研究所でアワビ類の行動を研究する.
その後、フリーランスライター/作家/ブロガーとなり『サポーターをめぐる冒険』(ころから)を上梓。サッカー本大賞2015を受賞.
現在はタクシードライバーをしながら、旅とサッカーを紡ぐウェブ雑誌“OWL magazine”を主催.
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