ブロガーから作家になってブロガーに戻った人のブログ

はとのす 

探鳥論

三番瀬初挑戦!@Young探鳥会

投稿日:

Pocket
LINEで送る

8/4(日)月例三番瀬+Young探鳥会

http://yantan.seesaa.net/article/369711524.html

三番瀬は行こうと思ってはいたのだが、結局行かず終いになっていた。というのも、近くに臨海公園があり、情報が毎日アップされる東京港野鳥公園と谷津干潟もあったため、無理して開拓をしなくても良いのではないかと考えていたのだ。

また、最近まで望遠鏡を持っていなかったため、どうせ遠くのシギ・チドリなんか識別できるわけがないと諦めていたのもあった。

さらに、ちょうどトリサガシを始めて盛り上がってきた頃に大震災があり、三番瀬は立ち入り禁止になってしまっていた。

諸々の理由があってなかなか行く機会を見つけられずにいたのだが、Young探鳥会が開催されるというので、勇んで参加してきた。

始めて見たシギ・チドリ類の種判別には非常に骨が折れるのだが、ベテランバーダーが集う会ならば自信のない種類については教えてもらうことができる。

前回一緒に参加した見習いバーダーの54隊員も参加したそうだったが、今回は誘わなかった。まだカワミセも見つけていない初心者に、太陽が容赦なく照りつける真夏の海岸でシギ・チドリを見せて楽しんでもらえる自信がなかったからだ。

次回は誘ってみることにしよう。

三番瀬には様々な顔がある。潮干狩りをして楽しむ人もいるし、浜辺でピクニックをする人もいる。バーベキューをしている人もいる。潮が満ちてきた後には、マリンスポーツを楽しんでいる人もいた(おかげで鳥が散ってしまった)。

DSCF6406_R

 

バードウォッチングをしている人も結構な数がいて、Young探鳥会の参加者以外にも20名程度はいたのではないだろうか。

バードウォッチングサイトとしての特徴は、広大な干潟を自分の足で歩き回れることではないだろうか。谷津干潟は周辺を回ることしか出来ず、臨海公園では隣の陸地から覗くしかない。そう考えると、自分の足で干潟に入ることができる三番瀬は、自然と触れあう場所としては非常に面白い。

チドリたちがほじくり返して食べている環形動物を、自分の手で掘り返してみることができるのは結構楽しい。コメツキガニの類もウヨウヨ歩いているし、見ると巻き貝類も結構いる。

干潟の生き物についてにはあまりよく知らないので、簡単なガイドブックを読んでからいくと楽しそうだと思った。それこそ鳥が居なくても楽しめそうだ。

さて……肝心の鳥はというと……

今回どうしても見たい鳥がいた。それはメダイチドリだ。胸元のオレンジ、ちょっと不良っぽい黒のサングラス、豪快に環形動物を引っ張り出して食べるワイルド感。

見たい鳥だがなかなか見られずにいた。ホームグランドの臨海公園では、シギ類にはよく会えるのだが、チドリ類にはあまり会えない。西なぎさは、望遠鏡がなかったため覗けずにいたので、下池の擬岩付近で見つけるしかない。しかし、そこに来るのはコチドリくらいのもの。

いや、コチドリもどうしようもなく可愛いのでそのことに不満はないのだが、メダイチドリに会おうと思ったら望遠鏡が必須だった。

そして望遠鏡を購入して、西なぎさへと趣いたのだが――

遠すぎてメダイチドリだと断言することができなかった。遠くでオレンジ色が混ざる何かが動いているのはわかったが、それじゃ納得がいかない!!!そんな状態で見ても「可愛い」と感じることは難しい。可愛い姿が見たいんだ!

探鳥会では、まず遠目の位置から観察し、段々と鳥が多い場所へと近寄っていったのだが、一番遠目の位置から早速発見!!

メダイチドリだ!

でも、ちょっと遠い……もうちょい近くで見たい……

と言いつつジリジリと近づくと、総勢70名近い人間のプレッシャーに負けず、かなり近い場所まで寄ってきてくれた。

ぼくのハンディデジカメでも写真が撮れた。

 

DSCF6410

 

全体的に灰色になってしまったけどカメラの性能的にこれが限界。

しばし、メダイチドリを堪能。可愛いなぁ。

シロチドリも結構な数がいて、テコテコテコテコ歩き回っている。

コチドリはいつもふざけてじゃれ合っている。シロチドリは無駄に走り回っている。ダイゼン、ムナグロはいつもさぼっている。これがぼくの勝手なイメージなのだが、メダイチドリは割と「真面目」な感じだった。

淡々と効率よく餌を探していき、余計なことはしない感じだった。可愛いけど真面目なチドリ。ぼくの脳内妄想バンクにインプットされた。

遠目にはたくさんのコアジサシがいた。野鳥の会の方の概算では1800羽程度だったらしい。

DSCF6428_R

 

遠すぎてこれが限界。白い豆粒がコアジサシ。干潟に集結してから南の国へと渡っていくようだ。若鶏は色が違うので判別できるのだが、それほど数は多くなかった。

他に印象に残ったのは、メダイチドリの中で頑張るソリハシシギ&キアシシギ。キアシシギの鳴き声は非常に美しい。久しぶりに聞けて良かった。この子達は臨海公園でもよく見かける。

サイズの小さなシギがチドリの中に混ざっていて、何だかずっとわからずに考えていたのだが、どうやらトウネンだったらしい。かなりオレンジというか赤茶というか、赤系の色が入っていたのでわからなかった。夏羽だとこういう感じなのか。

ミユビシギもいたらしいが、ぼくは見つけることが出来なかった。冬場に来ればいるのかもしれないので一度来てみようと思う。そして、キョウジョシギが飛んできた!!キョウジョシギもずっと会いたい鳥だったのだが、なかなか見つけられずにいた。「京女」の名を冠する優雅な鳥なのだろうか。

と、思ったら「キョウジョシギが飛んできましたよー。ゲレゲレ鳴いてますねー。通称ゲレゲレですよー!!!」という説明が飛んできた。

俺の京女がゲレゲレになってしまった!!!

小さな衝撃を受けたが、気を取り直して観察すると姿は非常に美しかった。会えて良かった!!! でも確かに、ゲレゲレ鳴いていた。名家の生まれでいいものは身につけているんだけど、性格がきつくて口が悪い感じなのかもしれない。

というわけであっという間の4時間が経過。想像していたよりも近い距離でシギ・チドリ・コアジサシを観察することができて非常に満足だった。また、今回の案内をしてくれた方に、三番瀬の歴史や現状、市政との関わり方などを長々と教わることができて大変勉強になった。

珍鳥の類いは見つからなかったが、雑談をしながらの非常に楽しい探鳥だった。

真の楽しさと笑いの神は、3次会に潜んでいたわけだが……その話は余裕があったら簡単に紹介しようと思う。紹介できる範囲で!!

New!
☆Life list No. 162 メダイチドリは遊んでそうなのに生真面目!
☆Life list No. 163 キョウジョシギはおしとやかに見えて腹黒!

※筆者の妄想。

前回のYoung探鳥会のレビュー記事
「海のアオバトなど邪道!」などと言っていた自分が恥ずかしい@大磯の海でアオバトに出会う+Young探鳥会

-探鳥論

Copyright© はとのす  , 2018 All Rights Reserved.