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探鳥論

「行くぜ!宮古島!」 宮古島探鳥 序(2013年6月)

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2013年6月に9泊10日で宮古島に行くことになった。今回は探鳥旅行というよりは、妻の親戚の元への「帰省」がメインであった。そのため、10日間のうち半分くらいしか探鳥にはいかず、海にも入っていない。

代わりに何をしていたのかというと、親戚の家に泊まり飲み食いしながら「ゆんたく」していた。「ゆんたく」というのは、宮古島の言葉で、夜な夜な語り合うことを指すらしい。のんびりとした響きのある良い言葉だと感じた。

といいつつも、昼の間は自由に動き回る時間があったので、暇を見つけてはせっせと探鳥に行った。

この宮古島旅行は、ぼくにとって「魂の解放」を意味していた。野鳥観察を趣味にしてからというもの、お金も暇も心の余裕もないという三重苦が続いていて、自由に探鳥に行けずにいた。そこから転じて、何とか稼ぎが得られるようになると同時に、時間的な拘束がほとんどないフリーランスの職種を選んだ。自由に鳥を探しに行けるようにしたかったからだ。

随分前から、宮古島にいる親戚がいつも「遊びに来いよ~」と言ってくれていた。そして、1月に生まれたばかりの長男をおばぁ(95歳くらい)に会わせたいという事情もあった。そして、宮古島にいけば見たことがない鳥たちが棲息していることもわかっていた。

今回の旅行は、「今後の人生は自由に生きていく」という覚悟の表明のようなものだった。といっても、フリーランスで請け負っていた業務を抱えていたので完全に自由とまではいかなかったのだが……

ともかく、宮古島へと行くことを決めた。と同時に、1年前に購入していたある本を手に取った。

『沖縄 宮古の野鳥』

そこには載っている鳥はまだ見たことがないものばかりだった。

読み進めていくと心がときめいてくるのが感じられた。
行くぜ!!!宮古島!!!!

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上記の図鑑は宮古諸島に特化したものなので、宮古島で探鳥をする際には非常に便利だ。セーカーハヤブサやナンキンオシなどの日本初記録からヒメクロアジサシ、ナンヨウショウビンなどの観察情報が載っているので読み物としてとても面白い。

この本の情報を整理すると、6月頃に宮古島で見られるのは30~40種程度のようだ。

夏場の目玉となるのは、アカショウビン(亜種リュウキュウアカショウビン)、サンコウチョウ(亜種リュウキュウサンコウチョウ)、アジサシ類あたりだろうか。留鳥として、ミフウズラ、キンバト、オオクイナ、リュウキュウコノハズク、リュウキュウヨシゴイ、ズアカアオバト、ムラサキサギなどが生息しており、こちらもナイチャー(人間、本土に生息)にとっては珍種。

いずれの種もLife listにはまだ加わっていない鳥なので、今回の探鳥は何を見つけても新発見になるという非常に楽しいものとなりそうだ。主な探鳥地は唯一の森林である「大野山林」とその周辺、「池間湿原」。時期的に渡り鳥はあまりいないはずなので、夏鳥と留鳥相手にのんびりと探鳥することになるだろう。

さあ、出てこい宮古島の鳥たちよ!!

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写真の鳥はシロハラクイナ 日本では沖縄までいかないとほとんどいない(はず)。

続き
「ホトトギスに鳴かれちゃ仕事にならない」 宮古島探鳥その2

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