新潟でえのきどいちろうさんとトラフズクに出会う。


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新潟に行ってきた。
詳しいことは、書籍用に取っておくつもりだが、blog向けの話もいくつかったので書こうと思う。

「情報過多」
頭の中に書きたいことが多すぎてうまく形になってくれないという状況に陥っているらしい。頭の中が渋滞中。そりゃそうだ。ブラジルワールドカップについて、まだほとんどアウトプットしていないという時点で、ストレスは半端じゃない。

それにJリーグについてもまだまだ……

今年は激動の年だから、しょうがないにしても、この渋滞状態を何とか解消したい。観戦した試合については、差し障りのない内容だけでもblogにしていこう。


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新潟では、常に「アルビな人々」と過ごしていた。

今取り組んでいる「全国各地のJリーグの本拠地を訪れる企画」の中では、一番賑やかな章になるかもしれない。それもこれも、サポーターをめぐる冒険の「日立台へ行こう」の章に出てくる「アルビな人々」のおかげだ。

「相模大野在住」の某さんを始め、「相模大野」にあるアルビな焼き鳥屋「ほがらか」(ほがらか[食べログ])に集う皆様との出会いがあったことから、思わぬビッグプロジェクトに参加することが出来た。

名付けるなら……「中村をビッグスワンに連れて行こうプロジェクト」

全ては「相模大野」から始まった。なんでこんなに相模大野と連呼しているかというと、相模大野在住の某さんに「お住まいはどちらでしたっけ?」と2日間で3回も聞いてしまったため。4回目はないように、脳にすり込んでいるのである。

相模大野、相模大野、相模大野!!!!!

「新潟を贔屓にしているお店で、新潟の地酒しか置いていません。」

「店主さんが新潟の方なのかしら?
壁には新潟のサッカーチームをサポートするチラシなんかも貼られています。
で、日本酒は新潟のものばかり、寒梅でも何でも一律1杯¥350!」

要するに、そのチラシを貼り付けている人々が、今回の旅の仲間でした。

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『サポーターをめぐる冒険』を塗ってくれている方も!

新潟では、本を大事に読んでくれている方と話すことが出来てとても幸せでした。挫折しそうになりながらも必死に書いた甲斐があったというものです。

えのきどいちろうさんとついに対面!

身に余るVIP待遇で、往路は家まで迎えに来てもらった。
迎えに来てくれた方は、新潟には特に縁がないのにすっかりファンになってしまって、2005年から足繁く通い続けている方だった。

クラブに結構な額のお金を落とすヘビーユーザーでありながら、サッカーという競技自体にはあまり詳しくない。それでも、新潟にかける情熱は、半端ではなかった。

もしかしたら、「メインスタンド型」のお客さんの一つの結晶なのかもしれない。

そして、少し進み、えのきどいちろうさんとも合流した。(えのきどさんについては、公式ページ参照 ~えのきどいちろう公式ページ~ えのきどっとコム!

えのきどさんとぼくに何の縁があるのかというと答えは簡単で、『サポーターをめぐる冒険』の表紙をご覧頂きたい。

この帯の文章。短いながらも強力で、ぼくは正直驚いた。
「新発見」とまで言い切っていいものかと思ったのだ。

しかし、えのきどさんがそう言って下さるなら、そういうものなのかもしれないと納得した。これは、著者が自分では断言できないことを言ってくれたという意味で、非常に意味深い文言なのだ。深い感謝をしつつも、なかなか直接お礼をする機会がなかった。

それがまさか新潟行きの車の中で初対面。
関越道路がどうしようもなく「渋滞状態」であったこともあって、えのきどさんともじっくり話すことが出来た。

詳しい内容は書かないがとても楽しい時間だった。
特に、「どういう応援をするサポーターがいると魅力的な応援だと思うか」という主旨の質問を受けて、色々考えた。

正直言って、現在のぼくは、理論的にJリーグや、サッカー、あるいはサポーターについて語ることは出来ない。一つには、サンプリングが足りないからであるし、もう一つには、理論化する努力を怠ってきたからだ。

研究者時代は、常に「仮説を持つ」ことが必須であったし、「仮説をアップデートしていく」という作業を習慣的にしていた。しかし、どうやら、その習慣が消滅しつつあるらしい。

観察と仮説の構築については、研究時代に最も得意としていたことであるため、このままさび付かせてしまうのはもったいない。失われないようにブラッシュアップしていかないといけない。

この場合であれば、「魅力的な応援とは○○である」という命題が提示できなければいけなかった。さらにいうなら、「これは作業仮説(仮置きしてある仮説)であるため、現在は××と△△の角度から検討していますと言えなければいけなかった。

ここがぼやけているから、「うーん、感覚的にはわかるけど……比較される対立概念がぼやけているんじゃない?」というような評価になってしまう。

サポティズムについて、厳密に理論化していくステージはどこかで設けたい。しかし、今はまだサンプルが足りない。サンプルというと機械的に思えるかもしれないが、要するに現場に訪れた回数が足りない。だからというわけではないが、帰納というプロセスをさぼっていたようだ。

帰納と演繹のコミュニケーションを密に行うこと。苦しくてもこれはさぼってはいけない。もう研究者を目指すことはないが、思考方法だけは失わないようにしよう。

しかし、比較の対象物がぼやけているなんて言われたのは、大学から離れてからは初めてだ。大先輩ではあるが、やはり同じ文筆業なんだなという気もして、とても嬉しかった。

御著書が多数なので、まだ一部しか読めていないものの、このコラム集はとてもお勧め。色々あってサッカーのことを書くのがしんどくなっていたところはあるんだけど、サッカーについて楽しく語るということを思い出すことが出来た。


ビッグスワン

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すっごくかっこいい写真が撮れてしまった。
今まで撮影したスタジアムの写真の中でもトップクラスの出来映え!

空の色が素晴らしい。
「陰鬱な北陸の空」と新潟県人が言うものに近いのかもしれないけど、これがまた美しい。一冬、新潟に籠もってみるのも面白そうだなとちょっと思った。パソコンだけあれば仕事できるしね。

この空の感じと、執筆は相性がいいかもしれない。あんまりトロピカルな気候だと、書く気が起きなかったりするものなのだ。どっかの山奥のロッジで、執筆するのも悪くないかもしれない。

と思ったけど、どう考えても殺人事件の設定だね、それは。

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・新潟の観光

色々みたけど、一番面白かったのが「某所」。
なんといってもこれがいたから。

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トラフズク!!!
なんと可愛らしい姿よ!!
人間が次々と通る場所にある木の上で、眠そうにしてた。

野生のフクロウにはそう簡単に出会えるものではないのでラッキーだった。ちょっと油断すると、新潟で一番の思いではトラフズクと言ってしまいそうになるくらい良かった。

レオ・シルバ、鈴木武蔵にトラフズク。松原健に、オオハクチョウ。

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というわけで、瓢湖でオオハクチョウも発見。コハクチョウも発見。キンクロハジロ、オナガガモ、マガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ、オオバンも発見。

そして、なんかしらないけどアヒルもいた。

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「今のアルビはまだアヒルなんだ!いつか、ハクチョウとなって羽ばたく日が来るまで、俺は応援し続ける!」

という謎の発言もあった。

こういうのも読んでみようかしら。新潟編は面白そう。どっかでJリーグのことをちゃんと勉強するほうに舵を切らないとだなぁ。


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