東大に11年在籍した後、タクシードライバーになりました

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【1時間で何文字書ける?】生産性を極限まで高める黙々執筆会を始めたところ……?

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物書きタクシードライバー
中村慎太郎

東京生まれ、東京育ち。タクシー乗務の合間にブログ記事やサッカー旅記事、タクシーエッセイなどを書いている。

課題はタイムマネージメント!










忙しい!文章なんか書いている暇がない!!

ブログをやろうと思い立ったけど……

noteに何か書こうと思い立ったけど……

やりたいにはやりたいんだけど……

時間がない!!!

そんな人も多いはずだ。文章を書くというのはとにかく時間を食う行為で、文章を書こうと思い立ってしまったら、人生の何割かは文章に譲り渡す覚悟すら必要になってくるのだ。

文章を書くという行為は、楽器を演奏するという行為に似ている。

楽器を演奏するためには毎日練習が必要となる。とあるプロのピアニストは毎日8時間くらい練習していると言っていた。文章の場合でも、プロの場合には毎日8時間くらい執筆しなければならいこともあるし、繁忙期はもっと悲惨なことになる。

ピアニストと文章書きで少し違うのは、ピアニストには楽譜があるのに対して、文章書きは「楽譜を作る」ような仕事が求められることであろう。

「楽譜を作る」となると、相応のインプットが必要だし、脳からひねり出すような苦痛も避けられない。

このように文章書きは、時間もかかる上に、なかなか大変なのだが、ぼくの場合はさらに大変なのだ。というのも、タクシー乗務による拘束時間が毎月200時間以上ある。普通のフルタイムワークよりも拘束時間は長いと言える。

その上で、空いた時間に書き物をしている。これが毎月150時間くらいとなる。つまり月350時間、一日10時間以上がワークタイムになってしまうのだ。

休息も必要だし、睡眠時間を削ると寿命が縮まる上、交通事故のリスクも高まる。だから、ぼくに出来る手段は起きている時間の効率を高めることだけなのだ。

一人で集中するのには限界がある!!

集中力を発揮して、ガンガン仕事を進めていく。
そんなことが常に出来るのは一部の変態さんだけで、基本的に人の気は散っていく。知らず知らずに脳は疲れていくし、同じ作業を続けていることに飽きてくるのだ。

発達障害型のぼくの場合には必殺「過集中」という技があって、何時間も集中していることが出来るのだが、発動するタイミングがコントロール出来ないことと、過剰に疲れてしまうという難点がある。

つまり、一人だとパフォーマンスが安定しないのだ。そこで考えたのが黙々執筆会である。

2 黙々執筆会というシステム

黙々執筆会とはOWL magazineのメンバーがWebミーティングに集まって、同時に執筆をすることだ。

おおむね90分程度の時間で何字書けたのか競うというルールにした。また、書いた字数に応じてレベルアップする関数も組んだ。

ぼくのステータスを見てもらうとわかりやすいのだが、今はLv34まであがっている。作業時間は合計2.5時間で、生産した字数は13574字。1時間当たりの生産字数は、5430字であった。

まだ始めたばかりで生産性が低いものの、第二回は6600字/時間という速度だったので、もう少し効率は上げられそうだ。

今のプログラムでは、10分、20分、30分×A回、にしている。最長は3時間かな?

ぼくだけではなく他のメンバーも1時間に1500〜4000字ほど生産出来ているので非常に効率的な取り組みだと感じる。ある程度の緊張感はあるのだが、良い記事を書くためには高密度の時間は非常に有効である。

正直めんどうだなと思う瞬間もあるものの、ぼくにとっての執筆は、いつかどこかでやらなければいけないことなので、仲間の力を借りて一気にやってしまうと効率がいいのである。

ちなみにLv40までに必要な字数は約2万字、Lv70なら20万字、Lv99には180万字が必要となる。等比数列で経験値テーブル組んだのでこんなんでました。

1時間5000字の速度でLv99に達するには、360時間が必要ということになるので毎月36時間黙々執筆会を主催できれば10ヶ月で達成可能!!!

黙々執筆会に参加するには?!

現状広くは募集していないのだが、月額500円の格安オンラインコミュニティOWL's Forestに加入した方は誰でも参加できるようになっている。

同じ人生なら生産性を高くやっていきたいと思う同志は是非連絡をしてほしい!!

参加者目線の特典としては、書いた直後の原稿をぼくに送って、インスタントコメントを得ることが出来るところかな? 後は速く書くためのアドバイスを逐次していくので、みんなどんどんスピードが上がっていく!

OWL’s Forest
https://note.com/owlmagazine/circle

単純に速く書きたいというだけの方にはPomeraがお勧め。パソコンで文字を書いていると集中できない方は是非どうぞ。

中村慎太郎

東京大学文科Ⅱ類→文学部倫理学専修.
東京大学大気海洋研究所でアワビ類の行動を研究する.
その後、フリーランスライター/作家/ブロガーとなり『サポーターをめぐる冒険』(ころから)を上梓。サッカー本大賞2015を受賞.


現在はタクシードライバーをしながら、旅とサッカーを紡ぐウェブ雑誌“OWL magazine”を主催.


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