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サッカー論 スポーツツーリズム

松本サッカー観戦とハトトカ収録の旅 1日目のまとめ

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松本の夜は寒い。
朝はもっと寒い。

午前5時。車中泊を終えた後、もこもこの厚着をした状態で車の中でキーボードを叩いている。

地元の人にしかわからないと思うけど、こんなところで寝ている。

今回の旅は、番組内容の構成、メインスピーカー、オンリードライバー、現地のアテンドという4役を一人でやってるのでなかなかしんどい。ドライバーが誰かいてくれたらかなり楽だったんだけど、まぁしょうがない。

油断すると脳の機能が停止しそうになる中、何とか使ってない部分を動かしながら番組を作っていたので、なんというか脳の全身運動をしたような気持ちになっている。結構Jリーグについてのネガティブなことも喋ってしまったのが自分でも驚きだった。

なんというか、「お世辞的思考」が一切できない状態まで追い込まれ、それでも何かを絞り出そうとすると、自分でも思ってもみなかったような言葉が外に出ている。

ああ、そうか、自分はJリーグのこういう部分に萎えていて、少し熱が入らなくなっていたのかとか、逆に、それでも揺るがないくらい好きなのはどうしてなのかというのも見えてきた。

何に萎えていたのかというと、昨日の自分から出た言葉に従うと、やはりサッカーという競技の認知度やステータスはそう簡単には上がらないこと。この壁の厚さに、少し絶望しているらしい。

また、同時に、そういった非常に高い壁に対して、少しずつでも攻略しようと挑んでいるのがJリーグという組織で、やはり凄いなぁと改めて感じた次第だ。

さて、せっかくタグを作ってツイートしているので、時系列で振り返ってみよう。

無駄に写真のセンスがある松田がついているので無駄にスタイリッシュ。とにかくぼくは運転と番組構成をやらないといけないので、ツイートだけは松田に放り投げていた(ツイートしてって言わないとツイートしてくれないんだけど)。

夜のファミレスで1時間以上打ち合わせした内容をまったく覚えていない松田に絶句したところから旅がスタート。予定を詰め込みすぎるので、常に脳の活動レベルが低いのだろう。

睡眠時間を削ってまで用事を引き受けちゃ駄目だと、ぼくとたえさんで2万回くらい言ったけど、改善は難しいので、松田はいつも半分寝てるものだと思って付き合う必要がある。

徹夜明けでデートいって、彼女をイライラさせるのはとても得意なタイプだと思う。いや、男のふたり旅の話なのにデートの話はよそう!!でも、ほんとにこいつはもてないだろうなぁと心底感じるのだ。でもそうでもないんだよなぁ。母性をくすぐるのかしら。

その母性、使い方間違ってますよー!

松田はまだ4分の3くらい寝ているので、何が書いてあるのかぼくにも解読できませんが、車は順調に進んで調布へ。なお、松田の言動、行動についてややネガティブな表現が出ているが、それは、狭い車内で松田のいびきを聞きながらこの文章を綴っているからである。

いびきを聞いて愛が芽生えるという人の話はあまり聞いたことがない。

芽生えるのは、常に、さ・つ・い。

さ・つ・い!さ・つ・い!さ・つ・い!さ・つ・い!

そして、旅らしさを演出するとか言っていた松田が、ぼくの尿意のことばかりつぶやき始める。どうなってんねん、関西人。

東京から談合坂まで3時間半、断続渋滞は上野原まで35kmというフルコースを味わいながらも何とか進んでいく。いやー、混んでた混んでた。疲れた疲れた。

渋滞の中、収録したエピソードは……

  • 松本への旅の話(信州の話)
  • ハトとかフィロソフィー 旅とは何なのか
  • 宿命の対決 葛西vs枚方(ぼくと松田の出身地)
  • 表現者は既婚と独身どちらが有利なのか
  • サポーターの寿命は3〜5年説について
  • 旅の話。少し話は古いけど、松本山雅と長野パルセイロの思い出など。

    旅とは何か。「職業旅人」と自称する人たちが、土地土地のスターバックスコーヒーで仕事をしているのを見て、旅とは何かがわからなくなったので、話し合ってみた。

    葛西vs枚方。かなり白熱した。ひらぴーってそんなに面白いのか?!

    既婚対独身は、既婚者であるぼくが独身者の松田を擁護するという構造なんだけど、やっぱりまっちゃん馬鹿だなー。ほんと馬鹿。

    サポーターの寿命の話。3〜5年で熱量が落ちて離脱していく人がとても多いという話を聞く。かくいうぼくも、見始めたときからするとすれている。なぜこういった状況になるのか、防ぐにはどうするかをディスカッション。サッカーを一番楽しんでいる人500蔵老師説を提唱するも、かなり運転に疲れてきたので明瞭な結論は出せず。

    半分寝ている松田に450円の豚まんを買ってあげたぼく、えらい。ただ書くとださいって?弟気質の松田は、人からものをもらうのが当たり前だという認識があるため、「あざっす!」と言った後完全に忘れる性質がある。だからいいじゃないか、自分で自分を褒めるにょす(疲れた時にTwitterに出る癖)。

    松田の謎な映像技術が炸裂。

    美しい写真なのに、ラブホテルについての言及から始まるあたりが、松田らしい(運転開始から6時間でだいぶ疲れてきてたのでシモネタは歓迎だったけども)。この人、娘ができたら疎まれるだろうなぁという気がする。娘に嫌われないかってかなりシビアなテーマだから、ぼくも無事で済むかはわからないのだけど。

    アルウィンにつく。松本サポの浅倉さんが待っていてくれたので、3人でアルウィンを回って色々話す。その後、広場でボールを蹴る。

    体ガチガチ、最近サッカーやってない、そもそもリフティングが大の苦手なので、正直イヤだったんだけど、動画撮るというのでやってみた。リフティング苦手……。

    その後は、平田にある興文堂さんへ。4年ぶりにいきました。前行った時はロック総統の介護担当でした。コーヒーとアイスをごちそうになり、何故か社長にお弁当を頂いた上、松田はワークスペースまで提供していただいていた。

    そこまでしていただいたら、何か本を買おうかなと思って、2冊ほど購入。アスペルガー症候群についての本と、GAFA。

    ビジネスタウンの書店では入り口に平積みされている本なんだけど、松本の本屋さんでは奥の方にポツンと置いてあった。GAFAというのは、Google、Amazon,Facebook、Appleの頭文字を取ったもの。Amazon単体について書いてある本にしようか悩んだのだが、こっちのほうが情報密度が高そうだなと。

    東京ではあと一歩で購入意欲をそがれていたのだけど、松本にいると向学心が高まるらしい。別荘というか別宅があったら楽しそうな街だなと思う。

    ぼくがのんびり本を選んでいる間、松田は蹴AKE11の動画作成をしている。松田のような自由さには憧れるところもないではないが、実は、自由に生きるのが苦手で常に何らかの奴隷であることを選択し続ける。

    これはもしかしたら、「人からもらう」ことを前提に人生を組み立てた場合の帰結として必然なのではないか。逆に「人に与える」こと前提に組み立てた場合、異なる帰結になるのではないか。

    「与える」のか「もらう」のか。あるいは「フェアな取引をする」のか。それでいうとぼくは比較的「与える」ほうなのだけど、与える資源をあまり持っていないのだ。旅では気づきが得られる。一人旅のほうが楽だけど、人といることによる発見もある。松田のいびきがうるさいので、相変わらず若干辛辣である。

    そしていつもお世話になっている我茶我茶さんへ。味噌アボガドがうまいのですよ。ぼくの中では馬刺しを超えて松本の名物として定着している。ここは魚も美味しくて、そう、松本は日本でもトップクラスの、海から距離が離れた都市なのだけど、多分狂ったこだわりを持った人が流通を改革したのだろう。非常に美味しい魚が食べられる。

    どうして東京の居酒屋で食べる白子よりも、我茶我茶で食べるほうが美味しいのか。メバルの煮付けも食べたかったなぁ。

    魚が美味しいのもあるんだけど、ここにいると他者との距離感が適切に保てるので、とても気が楽。落ち着くところ。マスターのヤスさんと感覚的に似ているのかもしれないなんて話をしつつ、シンさんとの話は全社(全国社会人サッカー選手権大会)へ。

    全社は、社会人チームが対戦するトーナメントで、勝ち上がっていくと全部で5日間の日程を戦うことになる。

    土、日、月、火、水の5日間である。月〜水は普通の社会人は仕事なので、仕事を休むか、やめるのかという恐ろしい二択を迫られる。いや、あるいは、戦力を落とした状態で戦うか、である。

    このへんの話はずいぶんと盛り上がっていて、収録時間は3時間になっていた。編集をどうするのかは知らないけど、そこは松田にお任せ。やっぱり松田は事後処理みたいなことが得意で、自分で計画して何かを作り上げるということはあまりしない。

    だから、聞き取りをしつつぼくが計画を立てて、サッカー旅に連れ出すというのは、チームワークとしてはマッチしていると思う。

    ただ、なんでこの人運転できんのだろう。30分代わってくれるだけでも楽なんだけど。帰りは流石にしんどいから代わってもらう……のはちょっと怖いな。頑張ろう。

    ぼくは松本に来るたびに我茶我茶にいっている。松本山雅のサポーターといえばというお店が他にもいくつかあるのは知っているんだけど、未だに行ったことがない。まるちゃんに行ったことがないと言うと驚かれるんだけど、何度かトライしたけど空いてなかっただけだったりする。店主の気まぐれで店が開いたり閉まったりするらしい。

    そもそも人見知りだから、誰かに話しかけられたらと思うとドキドキするし、誰やねんと思われるのも切ないので、やはり関係者が多いところは行きづらい。

    実際に話しかけられたら、その瞬間には社交のスイッチが入るし、イベントなどで登壇する時はまったく問題なく喋れるのだけど、そうじゃないときは人見知りなのだ。

    というわけで、結局車中泊することになり、3時間弱で目覚めて、暇だからこのブログを綴っている。

    今日は松本二日目。どっかに野鳥を探しに行こう。松田は寝てるけど、車内に置いていこう。いや、起こして収録するか。どうしたものか。

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