ある日のミドルシュート


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まだ21時半だけど、ぼちぼち寝ようかと思っていた。
22時就寝の5時半起きで7時間半睡眠。
そこから渋谷で筋トレして、明日は1日自分のライフワークに取り組める。

唐突にミドルシュートのことを思い出した。

Jという研究所のサッカーに招いてもらったときのことだった。ぼくは試合が始まる1時間半前には到着して、延々とボールタッチの練習をしていた。その頃はサッカーのことしか考えていなかったのだ。

大学院やめる前だったとは思うんだけども。招いてくれたKさんが都合が悪くなって来れなくなったため、あまり知っている人がいない中でのサッカーとなった。

ポジションは左SH。
それなりに元気な人がいるサッカーだったのだけど、サッカーでは余程のことがない限りボールを失うことはない。余程相手が強ければ別なのだが、研究所対抗戦のレベルではボールロストをすることはほぼなくなっていた。

左のWGとSBの方もうまかったし、ボランチもうまく寄せてくれていたので、左サイドからのビルドアップは非常に安定していた。

いつものように、WGに縦パスを流し込むと、ドリブルで切り込み始める。サポートに行くべきなんだけど、あんまりボールも入ってこないので、少し中に絞っていく。

ペナルティエリアから10歩離れたあたりに進むと目の前の空間がぽっかり空いていた。そこにボールが転がってきそうな気がして待っていると、こぼれ玉が転がってきた。

ああ、きたきた。
この球だよね、と冷静だったのは覚えている。

当時はミドルシュートばかり練習していた。だだっぴろい草原でミドルシュートを撃つ。その後走ってボールを取りに行く。またシュートする。また走るというハムスターがカラカラ回すアレみたいな不毛な運動をしていた。

インステップキックなんて半年前はまったく蹴れなかったんだけど。

強くボールを蹴ると、ボールはゴールの右隅のほうに飛んでいった。

と思ったらギュイーンと曲がって、ディフェンスの間をすり抜けて左のサイドネットに突き刺さったのであった。

マルセロでもこんなシュートは撃てないぜ!!!

そんなことを思った。
最高に気持ちのいいシュートだったし、一気にヒーローになった瞬間だった。

ゴールのほうめがけて、浮かないようにしながら強く蹴っ飛ばしただけなので、まぐれゴールといえばそれまでだ。しかし、サッカーのミドルシュートはまぐれで入るものでもないというのも事実だ。

ミドルシュートを撃つ機会は試合にそう何度もあるものではない。そして、それを枠に飛ばすことだって難しいのだ。

なんで急に思い出したんだろう。
不思議だ。

基礎体力を戻して、怪我のリスクを減らしてから、もっと球技をやろっと。

バスケも復帰できるようにもっとハンドリングしておかないとだなぁ。


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