2017年は、街に出稼ぎに行く。


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新年、明けました。今年もよろしくお願いいたします(実は、喪中なのです)。

堅苦しく抱負を書くと、うまくいかない気がするのでゆるゆる書いていく。

一昨年にあたる2015年は、大々的に抱負を立てて望んだ年であった。しかし、抱負のほとんどが達成できない苦しい年でもあった。

そして、昨年2016年は、敢えて抱負を立てずに自然体で挑もうと考えたのだが、抱負のない年らしい「いまいちな一年」に終わった。

昨年成し遂げたことは、自主運営のラジオ番組ハトトカを継続出来たこと、ブラジルワールドカップについて書いたJornadaを途上とはいえ、何とかリリース出来たこと。息子の体重が少し増えたこと。

とはいっても、ハトトカについては「維持」を主軸においた防戦を強いられた感はあるし、Jornadaについては、製作上のストレスが尋常ではなかったことから力尽きてしまった。

一度力尽きた時に、もう一度立ち上がる力がちょっと弱いのは人格上の欠点とも言える。人生には、多数の躓きの石が転がっているのである。

そういえば我が家の4歳児(1つ年を取りました)もよく転ぶ。受け身は教えてあるので大きな怪我はしないはずだが、擦り傷は絶えない。

転んだ時、ぼくは手をさしのべない。深刻な怪我の可能性がある時は別だが、普通に転んだ場合には、声も掛けず黙ってみている。

転んだショックで驚いて、大泣きしてママを呼び寄せる子供もいる。それが悪いこととは言わないが、我が家では自力で立ち上がれるように育てた。

そういえば、この間コンビニの入り口で大転倒したこともあったなぁ。

ズシーン、とすごい音がしたがパパは慌てず見守っている。

――そこへ知らないおじさんが駆け寄ってくる。

「大丈夫?!」

――ぼくは冷静に答える。

「大丈夫ですよ」

「大丈夫じゃないでしょう!!痛そうに……。ねぇ大丈夫?」

――おじさんが転んでいる息子に手をさしのべようとしたので、ぼくはこう言った。

「大丈夫ですから……。触らないでください。」

――おじさんは、ぼくの目を見た。冷たい父親を非難するような面持ちであった。

確かに冷たいように見えるかもしれない。けど、転んだ時に自力で立ち上がれなくてはいけないのだ。ぼくのようになっては困るから。

物語は唐突にエンディングを迎える。

転んでいた息子が、ムクっと立ち上がった。そして、何事もなかったかのように、再び走り始めたのだ。「楽しそうな独り言」と共に。

「今日はね、チョコエッグを買ってもらおーっと。どれがいいかなー。どこかなー。」

深刻な怪我を負った子供と、育児怠慢の父親。おじさんは、そんな物語を頭に描いたのかもしれない。しかし、当の息子が走り去ってしまうと、その物語に整合性はなくなった。

少し気まずそうな顔をして、おじさんは無言で立ち去った。そして戦いが始まる。チョコエッグを2つも3つも買おうとする息子を説得する戦いである。

人生において、転ばないようにすることは難しいし、建設的ではない。

転んでもすぐに立ち上がること。前以上の勢いで走り出すこと。その時に「未来への希望」を掲げること。

これが息子から学んだことだ。パパはすぐ転んでしまうけど、次はさっさと立ち上がろう。

というわけで、今年の目標はさっさとやること。

即断、即決、即行動を胸に、完璧主義を脱し、アウトプットと収入を増やすことを主眼に置いてやっていこうと思う。

収入が増えないと、二人目を育てるのが不可能なのでございます。

公立の保育園に順当に入れたら多少は楽だけど、またあれですよ。待機児童地獄も待っているわけで……。新年早々吐血しそうになりますが、稼ぎが増えれば何とかなるわけで、もう稼ぐしかない。育児もあるけど、ロシアワールドカップに、その前のサウジアラビアやイラクに行こうと思ったら、もうちょい稼がないとインポッシボー!

お金の話は何となく避けてきたけど、ちゃんとしないと駄目だよなぁと糸井重里さんが語っているのを見たことがあるので、今年は何とかしたいところである。

というわけで、本業が作家であることはそのままとしながらも、今年は都会に働きに出ようと思っている。
アルバイトをいくつか掛け持ちしようかなと思っていたのだけど、最初に応募したところで思ったより面白い仕事が出来そうなのだ。

詳しいことはまだ決まっていないが、仕事の性質上、BlogやSNSでお伝えする機会はあるのではないかと考えている。

妻の育休・産休は約1年なので、思い切り時間を使わせて頂く。家事も、育児も忘れ、一匹の虎になるのだ!!!

仕事の前後を使って文章を練り上げていく必要があるが、引きこもりモードよりも効率は良くなると見込んでいる。『サポーターをめぐる冒険』も梅田で書き上げることが出来たし、つらーいつらーい仕上げの作業には冷たい都会がいいのではないかという気がしている。

ゆるゆると書いてきたが、今年はこういう雰囲気でゆるーくたっぷり書いていきたいと思っている。

昨年はスタジアムにもなかなか行けなかったので、今年はうまいことやりたいなぁ。

というわけで、今年もよろしくお願いします!