【お勉強-06】 『栃木SC』 平均入場者数の推移
栃木SCについて
この記事は、敢えて平均入場者数だけを見た結果と、そこから考察できることを書いている。簡単に調べられるものや、特に気になったものは調べたが、あまり深くは追求しない(2周目以降に違うファクターを追加するかもしれない)。
記事執筆の主目的は、著者が情報を整理しながら勉強すること。
※2014年は10月2日現在
ちょっと拡大。
結果(図表から読めること)と考察(結果をもとに思いついたこと)
・2009年にJ2に参入。富山、岡山と同期。
・データから読み取れる情報は少なめ。
・初年度から現在に至るまで、平均4000~5000人の水準。
・参入した2009年が、4706人なので比較的高い水準からスタートしたと言えそう(JFL、地域リーグ時代のデータもあるが、今回は扱わない)。
参考
FC東京初年度(1999年)
⇒ 3498人
大宮アルディージャ初年度(1999年)
⇒2674人
FC岐阜初年度(2007年)
⇒3745人
カターレ富山初年度(2009年)
⇒3740人
ファジアーノ岡山初年度(2009年)
⇒6162人
見比べ見ると、4706人はかなり健闘している数字ではないだろうか。
・2014年については、10月2日までのデータでは過去最大値を示しているので、右肩が上がりの傾向に落ち着きそう。
・後発のクラブとしては高い水準でスタートし、傾向として右肩上がりだが、若干伸び悩んでいる傾向が見て取れる。
今後について
ウィキペディアを開いてみたら非常に歴史が古いことに驚いた。
1953年:栃木県教育委員会傘下の教職員サッカーチーム「栃木教員サッカークラブ」が創部
ここから始まっている。なるほど教員サッカークラブが元か。
そういえば、ブラジルに行った時に、サンパウロ日本人学校の教頭先生と話す機会があった。その先生は、栃木SCに関わっていたという主旨のことを仰っていた。そういう繋がりだったのか。
経営状況について書かれた記事はないかと検索してみるとこんなブログ記事を発見した。
サッカーコラム J3 Plus+ アビスパ福岡と栃木SCの経営危機に関しての雑感
(これ、個人ブログなのだろうか? ハイレベルすぎて驚いた。誰が書いてのだろうか。ソースの信頼性は評価できないものの、文章の質が高いことから参考資料として用いるには十分だと判断した。)
記事によると、栃木SCは、サビア、クリスティアーノ、パウリーニョの「ブラジル人トリオ」を中心に快進撃をみせていたが、身の丈に合わない補強をしたせいで経営難になってしまったとのこと。
J1に上がることが出来れば一発逆転であったが、要するに「賭けに負けた」状態になってしまったらしい。
どのJ2クラブにも言えることだが、一発逆転でJ1昇格することで観客数を増やすことを望むよりも、J2で戦っている状態でもお客さんを呼べるような興行をしていくことが大切だ。
そういう意味では、今の状態で観客動員を増やしていけるかが勝負になってくるのではないだろうか。そして、今年に関しては、戦績は良好とは言えないものの(12勝、9分、15敗)、入場者数は前年度よりも増えそうな見込みであることはポジティブではないだろうか。
栃木SCの本もあった! 驚き!!
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