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リヴァプールvsマンチェスターユナイテッド&ニューカッスル(二本立て) プレミアリーグ2017-2018【筋トレサッカー観戦 vol.6】

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筋トレサッカー観戦

今回は、しっかりと書く時間がない。
スケジューリングに失敗してしまった。

仕事の原稿なら、睡眠時間を削ってでも仕上げるが、サッカー記事をブログに書くために、生活を犠牲にしてはいけない。

録画してためておくのがよくないようだ。後から視聴して、記事を書こうと思うと、なかなかしんどい。

というわけで、今回もなかなかしんどくなってしまったので、若干簡易的ながらも筋トレ観戦記事を書き残そうと思う。

じっくりと考察したわけではないので筋トレとしての効果は低いが、ないよりはましだ。そして、筋トレに大切なのは、継続的に行うことだ。筋力を維持するためのトレーニングに終わる日があってもやむなしである。

今回は、リヴァプールのニューカッスル戦とマンチェスターユナイテッド戦の2試合。

ニューカッスル戦

見応えのある試合であった。

リヴァプールは、FWが三銃士(サラー、マネ、フィルミーニョ)。MFにジャム、ヘンダーソン、オクスフォードチェンバレン。CBはマティップではなくロブレンとファンダイク、SBにロバートソンと、アレキサンダーアーノルド。

ニューカッスルのフォーメーションは省略。FWにゲイルという選手がいて、trainspottingのファンはそっと涙する。

監督のベニテスは、リヴァプールで6シーズン指揮をとったレジェンド。CL優勝という勲章もある。リヴァプールの対戦相手になった場合には2勝3分と負けたことがなかったらしい。

とても寒い日であったようだが、「ロブレンとヘンダーソンはいつも通り半袖です」との実況。小学生キャラなのかしら。

さて、試合が始める。

ニューカッスルのディフェンスがシステマティックで非常に窮屈な展開。あまりにもシステマティックなので、どういうシステムかぼくにもよくわかった。

ボールを持つと、猛スピードで一人がチェックしにくる。その際、確実に縦パスだけを切る。そして、プレスに行った選手以外は動かずに、スペースを作らない。

ボールを持つ、ペタッと蓋。
横にパスする、ペタッと蓋。
後ろにパスをしてもペタッと蓋。

最終ラインへのプレスは行かず、1列か2列先に進むとペタッと蓋が閉まる。

これは、非常に効果的であった。一番怖いのは、サラーへと縦パスが入ることだからだ。フィルミーニョにももたせたくない。特に、ディフェンスのタスクが混乱する状態では絶対に駄目だ。

誰よりも速く隙間を見つけて、そこにパスしてしまう。隙間走り込み男のサラーもいるし、押し込み男のマネもいる。

フィルミーニョは背中にも目がついているため、なるだけポストでもたせたくない。そういう意味でも成功しているディフェンスであった。

というわけでディフェンスのタスクはしっかりしていたのだが、カウンターの1チャンスをサラーが決める。オックスフォードチェンバレン(確か)が中央をドリブルしていくと、サラーのマークがさらっと外れて、そこに出すだけのイージーな展開になってしまった。

恐らくなんだけど、ドリブルを自由にさせないためにボールマンに蓋をするという決めごとだったので、カウンターシチュエーションで、蓋がなかった状態において、ボールを止めるか、人を守るかが曖昧になってしまったのだろう。それはそうとしてサラーは外してはいけない。サラーだけは、皿のように守らなければいけなかった。

後半。リヴァプールは中盤で、ダイレクトパスでディフェンスに隙間を作ると、恐ろしい男フィルミーニョがボールを持つ。

フィルミーニョなら確実に周りを見ているという信頼感があるのだろう。マネがダイアゴナルの猛ダッシュをして、ピンポイントでそこにパスが出る。そしてマネがシュートを決めて2点目。2-0で試合終了。

ニューカッスルは工夫されたディフェンスをしていたと思うのだが、カウンターやダイレクトパスによる中央突破まではケア出来なかった。わずかなほころびがあると三銃士が確実に決めてくる。恐ろしいチームだ。

マンチェスターユナイテッド戦

お次は、モウリーニョ監督のマンチェスターユナイテッド。

ディフェンスが、ニューカッスル戦に輪をかけて厄介で、リヴァプールは実にやりづらそうだった。これは、監督間の先手の取り合いで、モウリーニョが勝ったということなんだろうか。

縦にはパスが全く出ない。中央はディフェンスが密集しているのでまったく使えたものではない。ではサイドで切り崩せば?となるわけだが、前半については、サイドバックの位置が低く、サイドには人員がいなかった。

攻めあぐねている間にカウンター一閃。ラッシュフォードがワンチャンスを沈めて、1-0。

堅い守り……というよりも、蜘蛛の巣のようにねっとりした嫌らしい守りによって、相手がじれたところをカウンター。モウリーニョのサッカーは何も面白くないが、勝てるサッカーだなぁと毎度毎度思う。そこにはロマンがなく、リアリズムだけがある。

サッカーのシュートは成功率が低い。だから数を打たないと得点にならない。
しかし、モウリーニョは、シュート数が減ってもいいから確率を上げるという戦略をとっている。

槍の威力が高ければ、相手も萎縮する。
萎縮すればするほど槍が刺さりやすくなる。

銃鎧と長槍を持ったマンチェスターユナイテッドに、流石の三銃士も沈黙していた。まず、サラーは封殺されていたと言っていい。まるでバスケットボールのディフェンスのようだった。アシュリーヤングが常に密着して、自由なスペースを1ミリたりとも与えなかった。

サラーは自由さの中でイマジネーションを発揮するタイプのようだ。不自由な状況ではアイデアがわかない。革命家には向いていない。

サラーのところにまったくボールがいかず、流れも悪いのでフィルミーニョが2,3列下がることも多かった。マネも下がることもが度々あった。しかし、フィルミーニョがゴールから遠ざかるということは、それだけリヴァプールの攻撃から迫力がなくなるということだ。マネも同様である。

モウリーニョのサッカーは、フロイドメイウェザーのボクシングのように、堅実でロマンがなくて面白くない。そうはいわずに、美しいサッカーだと思えればいいのだが、監督の性格も全然好きになれない。モウリーニョを応援しようという気にはならないよなぁ。

凄いんだけどね。凄いからといって好きになるわけではない。ちょっと欠点があるくらいでちょうどいい。クロップ監督は若いときの写真が、ださいオタクみたいなので何だか親近感が湧いているのだ。

さておき、モウリーニョのマンUは、ほぼ完璧にリヴァプールを攻略していた。三銃士を封印して、ミドルシュートのコースを消すと何も出来なくなってしまうのだ。

ニューカッスルは三銃士の手前、中盤に蓋をした。マンチェスターユナイテッドは三銃士を封印した。似た戦術だけど、どちらが強力かは一目瞭然だった。もっとも、サラーに張り付いて、窒息させられるようなタレントがいるかどうかなども関係しているのかもしれない。

後半は、クロップ監督もやり方を変えて、サイドバックの位置を高くした。
マンチェスターユナイテッドは中央を厚くしていたのでサイドまでは対応できない。
リヴァプールのオフェンスは急に活性化した。

といっても、嫌なイメージが残る。45分かけて蓄積した嫌なイメージを打ち払うほどは、状況は改善していなかった。

一生懸命働いていて、傍目には充実しているように見えるんだけど、常に借金取りのことを気にしているような状態。

そんな中、マネがサイドを突破して、クロス。それにあわせて器用にヒールでゴールに流し込んだのは、恐るべき男フィルミーニョではなく、マンUのディフェンダーであった。

結局これ以上の追加点はなく1-2で敗北。

何ともぬめぬめした印象の試合だ。
リヴァプールのほうにも、やりづらいのはわかるんだが、やりづらい中でも突破口を何とか探って、愚直に実践していく強さを見せて欲しかったところではある。

まぁアウェーだからしょうがないところもあるかな?

これだけ厄介なマンチェスターユナイテッドでも、シティには全然届かないのが恐ろしい話だ。
ぼくがサッカー見始めた頃、レアルvsバルサで見られたのと同じ構造をまた目にすることになるとは。

だいぶ周回遅れの感想だけど、プレミアリーグは楽しそうだ。

応援するのがリヴァプールで、いかすかない監督2人が敵チームなのだから。

チャンピオンズリーグベスト16のセカンドレグ。ポルト戦は、見ないことにした。
ファーストレグを5-0で勝っているからだ(しかもアウェー)。

案の定、両チームともやるきがなかったらしく、スコアは0-0であった。

リーグ戦の山場は、次の次あたりのエヴァートン。
ダービーマッチなので盛り上がりに期待。
あとは、どれだけ勝ち点を逃さないかで、来年がCLなのかELなのかが決まる、と。

次に当たる可能性があるのは、レアル、バルサ、マンC、ユベントス、バイエルンミュンヘン、ローマ、セビリア。

セビリアについては詳しく知らないが、ユナイテッドに勝って上がってきている……。恐ろしい。

とはいえ、セビリアが一番「当たり」だろうなぁ。ベスト8が山でだろうか。

面白いね。まさか感情移入してCLを見つめる日が来るとは。面白くなるように工夫されているだけあって、流石に面白い。

というわけで今日はこのへんで。

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