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【お勉強-02】『ベガルタ仙台』平均入場者数の推移

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ベガルタ仙台について。

この記事は、敢えて平均入場者数だけを見た結果と、そこから考察できることを書いている。簡単に調べられるものや、特に気になったものは調べたが、あまり深くは追求していない。


※2014年は10月2日現在

結果(図表から読めること)と考察(結果をもとに思いついたこと)

・1999年、J2からスタート(J2版オリジナル10)。

・J2の平均を上回る入場者数を記録。2001年は14001人。

・2001年、J1に昇格。入場者数が大幅に増え、20000人を超える。

⇒仙台スタジアム(現ユアテックスタジアム)の収容数は、19,694となっているが、どうして2万人を超えているのか。調べてみたら、宮城スタジアムで年に数回開催しており、3~4万人程度の入場者があったためであった。

⇒基本的に、2001,2002年(J1在籍時)については、常に満員状態だったものと思われる。

・2004年からJ2へ。平均入場者数は5000人以上減少するも、15000人以上を保つ。

・以後6年間J2に所属するが、平均入場者数は右肩下がりであった。

⇒昇格を決めた2009年は、12951人。降格初年度の2004年から、1試合あたり3000人以上の観客を失う。

⇒仮にチケット代を含めた客単価を3000円とすると、9000万円の損失。ただし、無料チケットの配布をやめるなどの表に表れないファクターがある可能性も存在する(そのような要素は、この調査方法では発見することが出来ない)。

・2010年、J1昇格。平均入場者数は、17332名に増加する。2011年に震災も、平均入場者数には大きな影響を及ぼしていないように見える。

⇒2011年に関しては、様々なファクターが絡んでいる可能性が高い。より詳しい検討が必要。

・2012年に微増も、その後は減少傾向。

・2013~2014年は、J2に所属していた頃と大きく変わらない入場者数。

⇒ただし、チケット代は高額になっている可能性はあるため、客単価は増加しているかもしれない。

今後について

ユアスタをメインとしている限り、かつてのように2万超えをたたき出すのは難しそうに思える(最も、宮城スタジアムで開催したところで、3,4万人の観客が入るとは考えにくい。

スタジアムの収容数は19000人ほどであるため、現状では平均4000席が空いた状態が続いていることになる。

経験上、スタジアムの空席が少なくなるほど、観客の熱が伝わり、魅力的な興行となる。数字から推定するに、現状は「後2,3歩で完成」というところだろうか。

非常に気になるのが、J1昇格以降右肩下がりの傾向にあること。

ユアテックスタジアムは、アクセスが素晴らしく、ほぼ全面屋根付きのスタジアムであるため、地の利はあるはず。なのに、どうして減少傾向なんだろうか。

2014年度は途中経過なので、残りの試合を確認してみた。すると、FC東京、浦和、C大阪という動員が見込めるカードが残っている。従って現状よりは高い数値になることが期待できそうだ。

ちょっとほっとした。

データ上の印象に対して、2014年度が前年度よりも大なのか、小なのかは重要ではないだろうか。

反論・付け足し・修正・提言などは、はとのーとアカウントにリプライをつけてもらえたら、下に掲載します。

ご指摘頂きました。
確かに2005年から、漸減傾向にあります。どの程度かはわかりませんが、影響はあるのかもしれません。

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