※この記事はNBAにかなり詳しい人じゃないと意味不明だと思われます。
NBAに興味がある人は選手名鑑は必読。Dunkshootの名鑑は12年分データーベースとして持っている。
今年はお笑いネタも少なく、ちょっと製作に苦労した感じもするが、相変わらずハイレベル。
サッカーの選手名鑑でこのクオリティのものはない(選手が多すぎる影響もあるし、スカウティングが難しすぎることもあるかもしれない)。
WOWOWやBSで、NBAをみようかと検討している人は、絶対に買うべき本。
さて、かれこれ9年間もほぼ同じメンバーやっているファンタジーNBA。
※ファンタジーとは、実際に存在する選手が、実際の試合でどのくらい活躍したかを競うゲーム。
例えばチームAに、選手1と選手2がいて、チームBに、選手3と選手4がいたとする。選手1と2のほうが実際の試合で活躍した場合にはチームAの勝ち。詳しいことは説明するのが面倒なので専門用語だけ。
Head to Headルール
18チームが参加し、13人ずつドラフト。
ポジションは、PG,PG,SG,SG,SF,SF,PF,PF,C,UTL,BEN×3
さて、我がNyajima Hatozの今年のドラフト選手は……
今年はドラフト3位。
レブロンが取れる1位以外は、ほぼ大差なしなので問題なし。
1位 クリス・ポール
得点源としてはやや心許ないが(この時点では、カーメロやステファン・カリーも残っている)、スティール、アシストなどの数字も大きく、貴重なPGであることからピック。
1位指名はPGを取るか、スコアラーを取るかの二択が、Hatozの方針。
2位 マイク・コンリー
めぼしいスコアラーは全て消えていたため、安定感のあるコンリーをピック。タイローソンやドラギッチは取られてしまっていたため、妥当かなと。
成績はほぼ横ばいになると思われるが、微増は期待できるかもしれない。身体能力が高いクレバーな選手。
3位 ティム・ダンカン
なんのかんので毎年ダンカンを取っている気がする。もう年だから、とか、後半は温存されて戦力にならないから、とか言われて過小評価される傾向にあるが、数字上(ファンタジーでは数字だけが重要)、ドラフト3位には十分なものが期待できる。ポジションもPF,Cの2つなので応用が効く。
ウィギンズが残っていれば考えたが、直前で消えてしまった。得点力だけ考えればデローザンも悪くなかったが……どこか信用できないのでパス。
4位 デビット・ウェスト
うぬぬ、すっかり渋いチームになってしまった。しかし、ポールジョージがおらず、持ちたがりのランス・スティーブンソンがいない今年のペイサーズでは、ウェストを用いたセットプレーが増える可能性もある。
というかペイサーズ、ヒバートにオフェンスのセンスはないため、ウェストで取るか、スタッキーに好き勝手やらせるかしかオプションがないのでは。C.J.マイルズあたりが化けでもしない限りは厳しい。
そういう意味では4位で、弱小から中堅チームのエースが取れたと考えていい。良いピックだったのではないだろうか。
5位 ジョー・ジョンソン
え? ジョジョはオールスターですよ?
圧倒的な地味さを抱えるスーパースターが5位で拾えた。ジャバリ・パーカーも残っていたのだが、ルーキーが初年度からジョジョを超える成績を残せる可能性は……ゼロではないが高くもない。
毎年の傾向ではあるが、徐々にベテランが増えていく。
6位 ロビン・ロペス
JJレディックかバランチュナスが欲しかったのだが、二人ともピックされてしまった。SG,SFが薄かったのだが、このポジションはそこそこの選手が手に入りやすいため、確実にリバウンドを稼げるロペス(弟)を獲得。伸びている選手であるし、環境も変わっていないので、年間ダブルダブルも期待できる。
才能を考えるとバランチュナスかなという気がするが、ロペス(弟)も悪いピックではないだろう。控えにケイマンがいるのが気にかかるところだが……
7位 Giannis Antetokoumpo
イグダーラを取られてしまってプチパニック状態。
これ?なんて読むんだ?と考え初めてしまったせいで、ヤニス・アンテトコウンポ(多分読み方違う)から目が離せなくなってしまった。
若手中心のバックスで、一応SGのスタメン候補らしい。身長が高いので2~4番でプレイできる見込み。SGなら控えは、ベイレス、O.J.メイヨーなので、比較的プレータイムが稼ぎやすそう(ああ、メイヨー、落ちぶれてしまったね……)
うーんわからん。アンテコウンポ、活躍するだろうか。
この子が平均15点くらい取ってくれると、Hatozの未来は明るいが……いや、せめて10点!
10点 2アシスト 3リバウンドくらいでも十分なので、何とか!
8位 マニュ・ジノビリ
ウェイタース、ウィルソン・チャンドラーなどが続々と取られていく中、低評価のマニュが残った。今年も活躍できるのかどうかは非常に怪しいのだが……12点、3リバウンド、4アシストと、並みの選手では記録できない水準のスタッツを持っているため、今年も同程度活躍してくれることを期待。
ジノビリも37歳か…… 出会った頃から髪が薄かったが、それほど進行していない様子。そういえばこのメンバーの中で、生観戦したことがあるのは、クリス・ポールとジノビリだけ(世界選手権@日本)。
9位 マルコ・ベリネッリ
P.Jタッカーと悩んだが、ベリネッリを獲得。スパーズなので安定感のある活躍が期待できるのと、シュート率が高いことを重視。マニューを取ったので、同ポジションの二人を持っているのはリスクマネージメントになる。
グリーンからスタメンをぶんどってくれると嬉しいんだけど、ディフェンス面できついかな。
10位 ジャレット・ジャック
PGをもう一枚取りたかった。フェルトンよりはこっちかな、と。(顔は悪いけど)爆発力はあるし、(顔は悪いけど)6thマンとしてGo to Guyになれる唯一の人材だし、(顔は悪いけど)勝負所で決めきる強さもある。ポール&コンリーが盤石のHatozに、控えのPGとしては適材かな、と。
11位 ショーン・マリオン
そろそろ、めぼしい選手がいなくなってきたので、マリオンを獲得。
マリオンは本質的には衰えていない。走って、飛んで、決めきることは出来るはず。
だから、レブロンと共にプレーすれば、ごっちゃん速攻ダンクを決める機会もみられるはず。
ただ、3,4番で、スタメンにラブとレブロンがいるとなると、どう使うかな…… 30分プレーできればそれなりの数字が期待できるのだが。
かつてドラフト1位級だった選手をこんなところで取れる嬉しさと切なさを抱えながら、今年1年見守りたい。キャブスだから放送多そうだし。
12位 コディー・ゼラー
インサイドの控えが欲しかったので、3年目のゼラーを獲得。
プレータイムを稼げるかどうかも怪しいので、放出候補。
13位 デリック・ウィリアムズ
もはや良い選手が残っていないラストピック。友人が、話題の富樫勇樹をピックする中、万一うまくいけばそこそこ稼ぎそうなデリック・ウィリアムズをピック。オフの過ごし方次第では、今年活躍する可能性もなきにしもあらず。
スタメン
PG ポール、コンリー
SG ジョジョ、アンテトコウンポ
SF ジノビリ、ベリネリ
PF ダンカン、ウェスト
C ロビン・ロペス、
UTIL ジャックorマリオン
得点力に若干の難はあるが、バランスは悪くなさそう。
3Pはやや弱め。リバウンドで競り勝てない相手には苦戦しそう。
去年はサッカーで忙しすぎたから、今年はNBAも見たい。10年ぶりくらいにファイナルも見れなかったし。なんでって?ブラジルにいたから。