しまった。失敗した。
昨晩書いていた原稿が想像以上に「沼」であったこと、いや、そもそも、月曜日にちょっと体調を崩していたことが響いた。いや、それよりも、娘の断乳&睡眠トレーニングをしているので睡眠不順なのも大きい。
今週はタスク帳もスケジュール帳もろくに見れないでいる。これはいかん。ブログ記事をいくつかストックしてあったのだが、ちょっと前に書いたものでクオリティが低いためかなり手を入れないといけない。今から60分ではとてもじゃないけど、達成できない。
本当は、今週の月曜日に、一週間分のブログ記事とYoutube動画をストックしておこうと思ったのだが、月曜日にこけたのが痛かった。
しょうがない。何か書くしかない。
ブログを毎日更新するのはなかなか大変だが、明らかに物書きとしての調子はよくなっているので続けるべきだろう。
だから、今日も何とか頑張るべきなのだ。
とかなんとか書いていたら、3分で400字くらい書けたので、もう少し何か書いていこう。
何か書こうとか考えてはいけないのだが。思うままに文章を散らしていけばいい。それは情報としての価値は低いが、ある種の詩的な響きを持ちうる可能性はある。
まるで、歌うように、あるいは断末魔のように、ブログを書き綴るのだ。
思えばぼくのブログ記事は効率が悪いのである。一記事あたり3000-5000字も書く必要はないのだ。もう少しコンパクトで良い記事が書けるようにしていかないと毎日更新は難しいかもしれない。現状では、毎日更新を続けながら、書籍用の原稿を書く余地はない。
余力はあるが、余地がない。
まぁまぁ断乳トレーニングの間は夜に外出して仕事をするわけにも行かないし、子供は風邪気味で甘えん坊だし、まぁまぁしょうがないのだ。
さっきは、5才の息子と「うさぎしりとり」をして遊んでいた。
正確に言うと古今東西である。
いろんな種類のうさぎを言い続ける遊びだ。
「しろうさぎ」
「あかうさぎ」
「あおうさぎ」
「にんじんうさぎ」
「いぬうさぎ」
「うしうさぎ」
「うちゅううさぎ」
「ふみきりうさぎ」
「ふみきりをわたろうとしてわたれないうさぎ」
などと、色々とこじつけつつベッドの上で15分くらい遊んだ。なかなか面白い遊びを見つけた。それはどんなうさぎなのか想像してみるというプロセスがあるので、子供の想像力を鍛えてくれることだろう。
というところでだいたい1000字くらい書いた。23時1分に初めて、23時8分である。7分で書けた。とはいえ、何の自慢にはならない。他の記事は3時間くらいかけているのだ。
内容を決めずに書いたから早かったというのもあるかもしれない。ぼくは、「この文章は15分で書きました」とかわざわざ言ってくる人は物書きではないと思っている。早く書けたことは、その人の優秀さは示すかもしれないが、どう考えても、プロットを練ったり、推敲して表現を工夫したりする時間を取っていないということを示しているからだ。
そういうタイプの書き手は、編集者に大きく助けられながら書いている。しかし、編集者では助けられない領域というものもある。戦い続けているものしかたどり着けない世界というものはある。
そうだろう? そうじゃないか?
俺は今戦っている。
最後の戦いだ。
ここで敗れたら、もうやめよう。書くのはやめよう。文章を公開するのはやめよう。ブログも毎日更新するし、書籍の原稿も必ず出す。書いて書いて、書き通し、必ずたどり着いてやる。
というわけでこの文章は12分で書いたわけで、推敲も何もしていない。
たまには……いいよね?
ブログストックがない時のために、瞬発力で記事がかけるような仕組みを何か作っておかないといけないなと思った次第である。
流石にこの記事はテーマも何もあったものではないから。
しかしながら危機は脱した。今日はもう寝よう。1歳児の断乳トレーニング最終日なのである。
では!!