いやー……
本当に驚きました。
地上波放送のインパクトは半端じゃない!!
「はとのす」がどれだけ頑張っても達成できないとてつもない破壊力!!
放送で、『サポーターをめぐる冒険』の名前が出た数分後にはアマゾンの在庫が消滅してしまいました。
その後も予約注文が殺到したのか、Amazonランキング全体61位、スポーツ本で2位まで一気に駆け上がりました(1位は、フィギアスケートムックの予約)。
一体何冊売れたのかはよくわからないし、瞬間的なものだから数えてみると「ああ……こんなもんか……」という気持ちになるのかもしれません。
しかし、過小評価されているJリーグを盛り上げるため、無視されてきたサポーターを可視化するため、自分の運命を変えるために、全身全霊を込めて書いた本です。
評価されるのも、注目されるのもとても嬉しいことです。
書いたものが広まっていくと、悪く言う人にも出会いますが、それは「ファンではない人まで届いた」ということなので、表現者にとっては喜ばしいことなのです。これは、『重版出来!』という漫画に出てくるフレーズで、「その通りだ!」と膝を叩きました。
初観戦記をブログに書いて以来始まった「サポーターをめぐる冒険」。
色々なサポーターの出会いがあり、いつの間にか自分もFC東京を応援するようになり、自身もサポーターであるという編集者さんに出会い、執筆を始めて『サポーターをめぐる冒険』という作品を生み出し……
それを様々な人に読んでもらって、さらに仲間が増えていき……
アルビレックス新潟の元コールリーダーの家に泊まって、みんなでフクロウを探しに行ったりとか、Jリーグチェアマンの村井さんに会いに行ったりとか、ブラジルワールドカップに1ヶ月行ってみたりとか…… 色々なことがあった。
いつか記事にしようと思うものもあるし(ブラジルなど)、自分の記憶に止めてずっと大切にしたいものもあります。
作家活動をしていると「ファン」だと名乗ってくれる人にも出会うようになってきます。それはとても嬉しいことです。でももっと嬉しいのが、「ファン」と名乗る皆様が、ぼくのことを「友人」と呼んでくれて、そう扱ってくれることです。
実際にフェイスブックやTwitterなどで「ぼくの友人が大賞を取りましたよ!」なんて報告しているのを見つけて、その場で小躍りしたくなりました。
フリーランスとして生きていくことも、作家として食っていくことも難しいことですが…… 自分の進んでいる方向は間違っていないと信じて突き進むのみです!!
2月11日にサッカー本大賞を受賞して以来、バタバタと忙しくなりましたが、ようやくその一騒動も落ち着きそうです。
後は……
溜まった……
原稿を!!!!!
せっかく注目が集まった流れなので、次回作を早く仕上げたい。
『サポーターをめぐる冒険』を超えるものにしなければ!!
というわけで、『サポーターをめぐる冒険』の続編にあたるJリーグシリーズを今書いています。
これまで支えて下さった皆様ありがとうございました。ぼくのことは「あいつは俺がいないと何も出来ないからさ。え?どういう関係?ああ、ただのダチだよ、ダチ。」という風に言って下さい。引き続きよろしくお願いします!
今回のFOOT×BRAINをご覧になった皆様、これからよろしくお願い致します!Twitterなどで、お気軽に絡んで下さいね。見落としはあると思いますが、大抵は全部お返事しています。