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スタグル本、サッカー奥のほそみち、スポーツに恋してなどなど

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皆様こんにちは!

先日、自主運営しているラジオチャンネル『ハトトカ』で何冊か書籍の紹介をしました。
お世話になっている方々の本でもあるので、文章でも紹介しておこうと思います。
本来はハトトカのBlogに書くべき内容ですが、松田の悪口を書いているうちに終わってしまったのでこちらに書こうと思います。

まずは、スタグル本!!
義勇軍周辺にも顔を出しているShakerさんの個人サークル「ツバキハウス」による同人誌です。

レアものです。1巻についてはもう手に購入できません。
スタグルのレシピとちょっとした豆知識が載っている本ですが、我々の界隈なら楽しく読める本ですよ。

レシピはこちら

1巻
・きゅうりの一本漬け
・一枚岩チキン
・春日山部屋の川崎塩ちゃんこ
・ホットワイン
・釜揚げしらす丼
・山雅ビール
・旧国立風焼きそば

2巻
・ホルモン丼
・れんこんチップス
・キムチスープ
・鳥栖風ミンチ天
・パルセイロビール
・コンフィコンフィ
・みかづき風イタリアン
・サンガドリンク

3巻
・三ツ沢風ボロネーゼ
・讃岐風コロッケ
・ハブンターレ
・東京アモーレ
・いわしのつみれ汁
・メロンまるごとクリームソーダ
・町田風角煮カレー

角煮カレーってあれか。まさかあれか。YASSか、YASSなのか?!トマトで酸味出すのかな、あれ。メロンまるごとクリームソーダって磐田で飲んだやつかな?磐田のメロンジュース美味しかったんだよな。

とかとか、そんな話が好きな人は是非手に取ってみて下さい。同人誌なので売り切れたらそこでおしまいですよ。

スタグル作って食いながら、料理についてあれこれ語る同人誌とか面白そうだなー。思い切り遊んで書けるしね。ランキング作ったりとか、最もランキングつけられるほど全部食べたわけじゃないから難しいところ。まだ半分くらいしか行ってないし、行ったところで全部食べるのは不可能!!

購入はこのへんのリンクから。

次に、写真家・ノンフィクション作家の宇都宮徹壱さんの新著『サッカー奥のほそみち』です。

この本は、Jリーグを愛する人の必読書です。現在を知ろうと思ったら最新の試合とか移籍情報を見ればいいことです。しかし、それは、社会科の授業で言うと「現代社会」とか、せいぜい「地理」というような範囲のものです。

宇都宮さんの新著は「歴史」に相当します。近現代史ですね。それもメインストリームではなく、流れに乗れずに声なく消えていったものを、丁寧に探しています。今直接Jリーグに関係ないものでも、というか、関係なさそうに見えるものほどとても重要に思えてきます。

取材者としての宇都宮さんは本当に優しくて、対象を大切に大切に扱います。その反動なのか、飲んだ時は結構な勢いで滅茶苦茶です。

「あの時、だいぶ酔ってましたねー」

と宇都宮さんに言うと大抵は覚えていません。

そういえば、カンボジアにいったときに、日本人の写真家が泥酔して歩いていたら強盗にあったという情報が回って来ました。それは宇都宮徹壱なんではないかとサッカー界隈で噂になっていたこともありました。なんか落語のワンシーンみたいですね。

「てぇーへんだ!徹壱さんがよぉ!辻斬りにあっちまったらしんだよ!!」

「あんだって?! 場所はどこよ」

「ああー……、俺もよ、急いでいたもんだから、ちゃんと確認してねぇんだよ」

「ったく、しょうがねぇな、おまいさんは。せっかちなんだよな、いつも。ほんとーに徹壱さんだったのかい?」

「いやね……カメラをよぉ。持って泥酔してるっていったら、徹壱さんしかいねぇだろうよ!間違えねぇ!」

みたいな感じですね。幸い徹壱さんではなかったのですが、どなたかが泥棒にあってしまったのは事実かもしれませんね。海外にいるときは気をつけましょう。

ちなみに宇都宮さんは「海外でも泥酔することはあるが、強盗にあうようなことはない」と断言していました(そして、その発言も多分覚えてない)。

ハトトカのエピソード内では、本の内容についてや、宇都宮さんをゲストにお招きするという企画についても語っています!!

宇都宮さんのセルフメディア(という言い方で良かったのだろうか)WMに、紹介記事を寄稿したのでこちらも良かったどうぞ。

【無料記事】これは「日本サッカー史の副読本」である 作家・中村慎太郎による『サッカーおくのほそ道』書評 : 宇都宮徹壱ウェブマガジン

一部引用

「鹿島アントラーズがなぜ強いチームになったのか」

 この問いへの答えは簡単であろう。神様ジーコが来たからである。

 そこで他にどんな理由があるかと問われたときは人によって答えが違ってくるのではないだろうか。

最後に篠原美也子さんの『スポーツに恋して』

先日、「居酒屋みやこ」というUstream番組に出演してきた(アーカイブはありません)。千田善さん、宇都宮徹壱さん、篠原美也子さんとぼくという濃いメンツでした。宇都宮さんは、おわんみたいので日本酒を飲んでいました。

この4人は、宇都宮さんが発行していたウェッブジャーナル「徹マガ」での連載陣でもありました。ぼくも半年、6回だけ書いていました。美也子さんの本は、徹マガでの連載の傑作選です。

書き手が歌手であるという背景を持っているのも若干は影響しているかもしれないですが、言葉が歌っているように気持ちよく響いてきます。戦術分析などの要素はまったくありませんが、女性のスポーツファンにとってはとても共感しやすい本です。

ラグビーの見方について書かれた章が特に印象的でした。というのもラグビーの書き手というのは、純度100%の筋肉だるま的文章によって綴られているからです。でも、ラグビー選手ってほそーい美人と結婚しますよね。選手が太いから細く見えるのかもしれないですが。

女性が語るラグビーは実は本質的なのかなと思った次第です。

スポーツファンの男性にとっては、恋人や奥様に対して、スポーツの見方をどうやって提示するべきかの参考書になると思います。

俺はスポーツの解説うまいよ!という顔をして、完全に男性向けの説明をまくしたてている人を結構な頻度でみます。女性は「わかった?」っていうと「うん」というし、「楽しかった?」と聞くと「楽しかった」と答えてくれます。

次に来てくれるかどうかが本当の勝負ですよ。勝ち点稼げていますか?サッカーの試合というものは2点差で勝ってアディショナルタイムに入っても安心できませんからね。今年、学んだことです。

ふー。

というわけで、紹介した3つの書籍と、『ハトトカ』をよろしくお願いします!!

今回の話を紹介したのはこのエピソード。小話・雑談系です。

第六十六回『松の居ぬ間にイドバト会議』 | ハトトカ いつかあなたと文化祭

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