昨日は、赤羽にできた児童書中心のオシャレな書店「青猫書房」さんで、トークイベントをしてきた。
赤羽周辺にお住まいで、お子さんがいる方には強くお勧めしたい書店で、絵本から児童書までが幅広く並んでいる。
気さくな店員さんに相談しながら、子供の年齢にあった本を考えられるところが素晴らしいと思った。絵本って、大人が見て面白いかどうかの問題ではないので、どれ買ったらいいのか結構悩むんだよね……
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というわけで、そんな青猫書房さんの雰囲気に合わせて、「センスオブワンダー」と「サッカー」という話をしてきた。
サッカーは、自由に語ればいい!!
中村慎太郎さんの講演始まりました。
なんと、レイチェル・カーソンの話から! pic.twitter.com/IjeKg9UX6P
— ころから (@korocolor) 2015, 4月 19
文化の話をしながら、サッカーの香りがしてくるような話をもっと開発していきたい。
赤羽で開催したこともあって、浦和、FC東京、スペリオ城北(!)のサポーターが中心に集まってくれたが、甲府、磐田などの方や、Jリーグをあまり見たことがないという方にもお越し頂いた。
何故サッカーの知識が人並みでも、サッカー本が書けるのかという視点の話は、なかなか面白かったとの評を多数頂いたので、ほっとした次第だ。
パワーポイントなしの1人喋りで40分はなかなか難易度が高かったが、恐らくこれが最高難度だろうと思うので、経験できて良かったと思う。
今までいかにパワーポイントに頼ってプレゼンテーションをしていたかが身にしみる。
パワーポイントがあったほうが、発表者としては「地図」があるので、迷子にならずにすむ。しかし、パワーポイントなしで、お客さんの表情を見ながら話すほうが、場の空気には馴染みやすい。
難度は高いが、心がけ次第ではぼくにも挑戦できることかもしれない。
赤羽スポーツの森公園競技場をホームとしているスペリオ城北サポーターのaimaさん(Twitter)にも来て頂いて、チームの紹介をしてもらった。
スペリオについては「偏った情報」ばかり入ってきていたので、スタンダードな話が聞けてとても良かった!! 今年はスペリオの文章も書けるように頑張ろう!!(それには溜まった原稿を片付けてだな……)
もう1つ。また別のスペリオ城北サポーターの方から、こんな情報を頂いた。
「東京のクラブに興味があるようですが、”びーあーるえるびーぴー”って知ってますか?」
「え? すみませんもう一度お願いします。」
「BR-LBPです」
詳しく聞いてみたところ衝撃を受けた。
東大のOBチーム東大LBと、慶応のOBチーム慶応BRBが1つになって、文京区から世界を目指すらしい。
両チームとも、天皇杯を制したことがある由緒正しきチームのようだ。
驚いた。
文京区にスタジアムなんかあったっけ? 東京ドームを可変式に改造するとか? 御殿下や弥生でやるわけでもあるまいし(観客席は多分つけれない)、小石川もスタンドはなかったような……
御殿下で試合したら最高なんだけどなぁ。よく授業サボって運動部の練習見てたのを思い出す。
最も、ホームスタジアムについてはすぐにどうこうしなくてもいいのかもしれない。
そもそも、東大と慶応が一緒になるという発想がすごい。うまくいくのだろうか……と心配になってしまう。
HPで東京23区にプロサッカークラブがないと書いてあるところは若干気になる。FC東京の所在地は江東区にあるためだ。
といっても、練習場は小平だし、ホームスタジアムも調布なので、実質上西のクラブになっていることは、FC東京サポーターも否定できないところであろう。
HPによると、本当に文京区からアジアを、世界を代表するクラブを育てると書いてある。これはフットボール原理主義の香りなのだろうか(ロック総統用語)。
LB-BRB TOKYO
創設年からスポンサーにフクダ電子やUNDER ARMOURが入っているのがすごい。両大学卒のサッカー関係者は日本の政財界に深く食い込んでいるはずなので、「政治力」は最強クラスなのかもしれない。
スポンサーに弁護士ドットコムが入っているというのも「らしい」。
政治力を生かして、都心のアクセスが良い場所に専用スタジアムを作ってくれるなんてことがあると本気で嬉しいのだが……
エンブレムに銀杏のマークが入っているのがとてもいい。銀杏並木は俺の青春(黒歴史多量に含む)。
2年や3年では、今の東京の勢力図は変わらないと思うけど、30年、40年というスケールで考えると、東京都リーグから出たチームがJ1を戦っているということは大いにあり得る。
あ、そうそう。南葛SCの話もした。
こちらは葛飾区からJを目指すクラブ。
大空翼の母校「南葛小」は、静岡にある設定ではあるものの、高橋陽一先生の出身地葛飾にちなんだネーミングであるらしい。
南葛も行かないとだな。ロベルト本郷のコスプレを身にまとって!
東京ダービーが色んなところで見られるようになるのも、東京っ子としては楽しめそうな未来だ。