東大に11年在籍した後、タクシードライバーになりました

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文字起こし作業に革命を起こすAIアプリ“notta"を使ったら最強すぎた!!【超お勧め!!】

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物書きタクシードライバー
中村慎太郎

東京生まれ、東京育ち。タクシー乗務の合間にブログ記事やサッカー旅記事、タクシーエッセイなどを書いている。フリーライター専業の時もあったのだが、割と本気で「文字起こしが嫌いすぎる」という理由で、これ以上ライターを続けられなくなりタクシードライバーになった。

タクシーにゃ、学校も〜、文字起こしも、クライアントへの確認もない!うー!

この記事ではAIによる文字起こし月額サービスnottaを紹介しています。月額850円で高精度!これを使わぬ理由はない!!

ライターの仕事をしていて一番面倒に感じるのが文字起こし、テープ起こしという作業だ。何度も10秒戻しをして聞き取ってはタイピングをする作業。いや——。

苦行!!

文字起こしが嫌いすぎて外注に出すライターも多いのだが、ライターが得られる報酬は決して多くないため、無駄金を使うのも辛い。クライアントに相談して、外注費用を出してもらったこともあるのだが、その分報酬をあげてもらえるほうがずっと嬉しいのというのが本音だ。

ぼくはOWL magazineというメディアを主催しているのだが、執筆陣同志の横糸を紡ぐ「対談記事」を数多く思いつく。しかし、内部の対談に対して文字起こしを外注するのもバカらしい話で、結局そこで止まっていて記事化できずにいた。

しかし、ぼくには相棒が出来た。

AIである。

AI様が話した文字をすべて起こしてくれるのだ!!!

そんなシステムは今までもあったって?

そう、あったのだ。

まずライターが利用することはまずない高価なサービスの場合には、1時間あたり1万円近くかかる。しかし、そんなサービスを利用してしまったらライターのギャラは吹き飛んでしまう。

大企業がミーティングのログを残す時などは利用することもあるのだろうが、社会の毛細血管、その一番先っぽに位置する零細ライターには縁のない話だ。

クラウドソーシングを利用して探せば1時間の音源に対して3000〜5000円で外注することも出来るはずだ。あまり利用したことがないのでわからないのだが、もう少し安いものもあるかもしれない。

しかし、それ以上安くなることはない。というのも、1時間の音源を文字起こしするために必要な時間は、どうやっても1時間以上はかかるのだ。もちろん倍速で再生し、一度も止まらずに文字起こしをすることが出来る人がいれば、30分で終わるのだが、そんなことは不可能なのである。

1時間の音源はおおよそ1万字くらいになるため、タイピングの練習ゲームの最高速度を出しても何とか1時間で終わるかどうかという程度。

1時間の音源に対して熟練者でも2時間以上はかかるはずだ。ぼくのような文字起こし弱者の場合には、4〜5時間はかかってしまう(途中でイライラして席を外してしまう病気も出てしまう)。

2時間で終わるとしても時給1000円を確保すると2000円になる。だからそれ以下になることはまずありえなかったのだ。

しかし、人力の文字起こしに対して、AIによる音声判定を行えるサービスも現れた。

Googleの文字入力も出来るし、Amazon Transcribeという安価なサービスもある。

こちらのサイトで詳しい検証をしていたので、興味ある方はこちらをご覧あれ。
https://saichat.jp/center/compare-voice/

今は、AI文字起こし戦国時代とも言える。ただ、上記サイトで90%の精度を誇るサービスを使ってみたところで、実際には「ないよりはマシ」というレベルのものしか出来ない。

固有名詞が変換されないのは仕方がないにしても、文章の繋ぎが不自然であるため、結局大幅に改変する羽目になる。Amazon Transcribeに関しては、少し前なので改善されているかもしれないのだが、ちゃんとした改行もなされていなかったため、非常に読みづらかった。

これなら白紙に1から書いていくほうがマシだと思ったのをよく覚えている。そして、それはそれで面倒くさいから企画自体をしなくなってしまうのだ。

そんな中、彗星のように飛び込んできたのがnottaであった。

動画としてキャプチャーしたのでこちらを見て頂きたい。
(うまく縦動画に出来なかったので何とか工夫してご覧ください。iPhone11proの画面がでかすぎるのかな……)

Nottaの良いところ

1.精度が高い!

動画を見てもらえばわかると思うのだが感動的なほど精度が高い。AIが文章を理解しようとしてくれているのがわかるというレベルである。

個人的には固有名詞などは直せばいいだけなので問題なく、ケバ取り(あー、とかえーとかを取る作業)までやってくれた上、意味が通るように文の繋ぎを整えてくれるところが最高だと感じた。

2.とってもお安い!!

革命的に料金が安いと思われたAmazon Subscribeであっても1時間あたり150円くらいはかかる。つまり10時間使うと1500円である。

それに対してnottaの場合には、無料版でも月120分まで、有料の場合は50時間まで850円という狂った価格設定となっている。もっとも50時間めいっぱい使うことはそうそうないはずなので、10時間だけ使うとしても1時間あたり85円である。

3.頭出しがしやすく修正が楽!

文字起こしの何が面倒くさいかって、頭出しである。どこまで文章にしたのかを把握した上で頭出しをするわけなのだが、戻しすぎてしまって同じ箇所を何度も聞く羽目になったり、タイムスタンプを押し損なったせいで、該当箇所を探して何分か彷徨うこともある。

nottaの場合は、AIによって文字起こしされた部分をクリックするだけで音声が再生される。これがあると革命的に楽になるのは間違いない。

4.スマホですぐに使える!

これまではボイスレコーダーを持って取材に行っていてのだが、これからはスマホを持って行って、録音と文字起こしを同時に行えるようになる。話の切れ目でタグを挿入することも可能なため、スマホを操作しながら録音をすれば後から原稿にするのが非常に楽になる。これは本当に素晴らしい機能だ。

5.音源ファイルからも瞬足文字起こし

試しにiPhoneに音源ファイルを突っ込んでみたのだが10分程度の会話が1分以内に文字起こしされた。非常に速い!!

6.複数端末で同期させられる!

アカウントにログインすればiPhoneとパソコン、タブレットなどでデータを共有することが出来る。また逆に、パソコンで録音&文字起こしをすることも可能である。

7.工夫すればウェッブミーティングも自動で文字起こしすることが出来る!

そのことから逆算すると、パソコンでウェッブミーティングを行いながら、同時にログを起こすことも可能になる。このへんは、パソコン内部で鳴っている音を取り込めるように設定する必要があるので少し難しい。

一度音声ファイルとして保存して、nottaに突っ込む方が楽かもしれない。

Nottaのデメリットは?

今のところはデメリットを感じていないのだが、使っていると出てくるかもしれない。中国製のアプリだが、日本語にもよく対応しているので不満は感じない。強いて言うなら、ウェッブサイトの日本語表記に中国語の漢字が使われているので、日本語によるサポートはあまり期待できないかもしれない。

また、サーバーに情報をアップロードするスタイルのため、企業秘密などを扱う場合には秘密保持が約束された日本のサービスを使うほうが無難であろうと思う。

nottaは無料でダウンロード出来るので、是非試してみて欲しい!!

ライターはインプットしてナンボ!!

ライターやるならこれ

こんなのあったのか……!

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