本を書くのってこんなに大変だったのか……と絶句するレベルで進まない。
特に、書きづらい部分にさしかかると、Twitterやらブログの記事やら、漫画やら、雑誌やら、撮りためたバラエティ番組やら、散歩やら、筋トレやら、突発的な飲み会の招集メールを送り始めたりやらで、さっぱり進まない。
ぼくは、絶望した。
原稿進まないなぁ……うーん……と、唸りながらお茶を飲んでいた時、気付いたら焼酎を飲みながら「ゴッドタン」を一気に5回分も見てしまった。
絶望したっ!
このままだといけない。
本が書けないことは100歩譲ってもいいとしよう。
一番嫌なのは、「原稿やらなきゃ」感を抱えたまま、Jリーグの開幕を迎えることだ。いや、それだってもはや不可避なのだが、少し集中的に物事を片付けないといけない。構想はできたし、書くべき内容も決まっているのに、原稿の進みが遅いというのは気合いが足りないせいだ。
世の中気合いが入っていればどうにかなるわけではないが、気合いで乗り切れる局面もあるのだ。
この「原稿やらなきゃ」感があると、どうしても機嫌が悪くなってしまうし、何かを楽しもうと思っても常に頭の端っこに引っかかっているのでいまいち楽しみ切れない。これはいけない。早くこの感覚をなくしたい。
ぼくは作家として生きて行くことを決めたので、この先何度も同じ局面が訪れるだろうと思う。だから、もう決めておこう。本を書くときは山ごもり。宿泊費がかかったとしても、それは経費と考えよう。良い本が書ければ、お金は何とかなると信じよう。
本っていうものは、苦労して出しても50万円くらいにしかならないこともある。一方で、ある程度売れると数百万円入ることもある。万一100万部も売れたら、ビッグマネーだ。どのくらいの経費をかけて、どのくらい働けば、どのくらいの収益が得られるのかがさっぱりわからない。
何と阿漕な商売なんだ。しかし、面白い。
大もうけはしなくていいし、入ったお金はまたJリーグやバスケの取材に使うわけだから、最初の本がちゃんとした収益になれば一気に視野が開けてくる。
お金のことを考えると、そういえば借金があることを思い出す。
奨学金という名の借金が400万円もテンコモリになっている…… 返済額は小さいので何とかなるだろうか…… まぁ奨学金のおかげで、研究生活からフリーランスへと変わっていく過程が何とかなったのでありがたい借金ではあった。
しばらくは飢え死にはしないで済むから、嫌な仕事は受けないで好きなことを書こうと思って書いたのが、初観戦の記事だったのだ。
子供の保育園の二次抽選も落ちてしまったので、嫁さんが仕事復帰できない感じだし、ぼくが本を出して稼げるまでは…… どうするんだろうな。無認可保育園を探さないといけないのかな。
これだけ出生率低くて、少子化とかいってるのに全く保育園がない現状は、クレイジーとしか言いようがない。こんな状況で二人目なんか作れるかってんだ。
ともかく、生きて行く上で困ったことは多いけど、とにもかくにも「原稿書かなきゃ」というストレスだけでもまずは削りたい。
山ごもりだ。
その期間は良いパパはやめることにした。さっさと片を付けて、集中して遊んであげたほうが子供のほうも喜ぶだろう。
同時にTwitterもやめよう。最近のTwitterが楽しすぎる。仲の良い人が多くて、結構リアクションをもらえるため、原稿に詰まった時などについついそっちに逃げてしまう。これはいけない。ブログも同様。ともかく原稿を終わらせてからブログ記事を書くことにしよう。ブログはとても大切なのだが、物事には優先順位というものがある。
ぼくにとっては本を書くことが全てなのだ。最優先で最重要なのだ。
ともかく2月中は、ブログもTwitterも書かないことにした。
もしかしたら告知しないといけないことが出来るかもしれないので、それについてだけは書くかもしれない。
というわけで、しばらくは更新しないと思います。よろしくお願いします。
全ては……本を出すため! 夢を叶えるため!
宇宙最強に面白い本を書き上げるのだ!!!!!!
今、この瞬間が、ぼくにとってのワールドカップなのだ!!!