ブロガーから作家になってブロガーに戻った人のブログ

はとのす 

信念 執筆関係

ブロガーとは名乗らないほうが良いという結論に

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2019年は新年早々からフル回転をしているわけですが、ブログに回すリソースがなく更新出来ていませんでした。

ブログを最優先で更新していくと誓ったのは昨年の10月でしたが、うぬぬぬ、思うように更新出来ません。もちろん、年末年始はかなりスケジュールが厳しかったのはあります。しかし、それだけではありません。

ブロガーという肩書きの長所を悟ったと同時に、ブロガーという肩書きの限界も理解し始めたこの頃です。

職業としてのブロガーに取り組むのは良いことだし、時代にフィットしていると思います。そして、それについては、出遅れてはいるものの今年も重要なテーマに掲げたいと思っています。

しかし!!

ブロガーという肩書きは外すかもしれません。

どうしてそう思ったのかについて、ゆっくり語っていこうと思います。

大学院生からフリーランスWebライターへ

11年間在籍した大学・大学院を博士課程二年で自主退学します。その後、フリーランスライターと勝手に名乗って活動し始めて、1000字あたり70円という地獄のような記事を書いていた時代があったことはnoteの記事でも触れました。

ロスジェネは夢を見る|中村慎太郎|note

Webライターは、全然稼げない上に、自由度が極めて低い仕事でした。求められる能力は、効率よく記事を生産していくことです。100点満点でいうと100点はおろか、80点を取る必要すらありません。40点くらいの記事をひたすら量産することが求められます。

もちろん、100点の基準というのは人によって違います。ぼくの中での基準は人の心を動かせる記事が100点です。Webライターの基準では、誤字脱字がなく、整理整頓されていて、突っ込みどころがないことが100点の基準だと思います。あくまでもぼくの基準での話です。

というわけでWebライターはきついなと思い立ち、別の道を探します。

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Webライターからブロガーへ

このブログ「はとのす」は、フリーランスライターになろうと思ったときに作ったものでした。誰得かわからない情報ですが、はとのすにはそれなりに歴史があります。

2002年 Bar はとのす 
大学の授業で覚えたhtmlを書く技術で作成。タグ手打ちのホームページで、懐かしのGeo cityにおいていた。


2003年頃 mixi日記 
今となっては懐かしいけど、とても文章が書きやすかったメディア。結構長らく生息していた。



2005年頃(推定) Choose life.
 どこかのレンタルブログサービス。愛する映画”train spotting”から取ったタイトル。当時は文章と呼べるようなものは書けなかった。大器晩成。
 
2009年頃 はとのす@海洋研 
シーサーブログとかそういうやつだったと思う。大学院に入ったばかりの頃に書いていたブログだけど、全然うまくいかなかった。研究の愚痴すら書いていない健全なつまらないブログ。

2010年頃 はとのす@柏の葉 研究所が移転したことでこっちに移行。 bloggerというGoogleのサービスで展開。後半は研究生活への壮絶な絶望と、サッカー記事だけになる。このへんが今の活動の原点。

上記のメディアに書かれていた文章は今となっては誰にも読まれたくないです。なので、封印するなり削除するなりしてきましたが、まだネットの片隅には残っているかもしれません。とはいえ、あまり露骨な人の悪口は書いていません。唯一わかるのが大学院の教授くらいで、そういう意味ではストレス値の限界を超えた、人生でも唯一の事例であったと言えるのかも。

というわけで色々とブログを書きながら生きてきましたが、この「はとのす」はプロ仕様にしようということで、Wordpressを使って整えました。

ただまぁ、今なお思うのは、bloggerのほうが広告挿入はしやすかったし、そのままでも良かったかなということです。Wordpressは色々めんどくさいです。

さておき、依頼されたWeb記事を作成しているだけではいつまでたってもワープアだし、何より好きなことが書けるようにならないと思い、ブログに拠点を置くことにしました。結果、Jリーグ初観戦記事がバズを起こしたことで、書籍の出版まで一気に突き抜けていきます。

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ブロガーから作家へ

ブログ発で、書籍が出たことで、肩書きを作家に変えます。これは名乗ったもの勝ちだし、書籍を一冊出していれば、正当性はあるわけです。

セルフブランディング的にも作家のほうがいいし、そもそも作家になりたいという夢があったからこそ頑張ってこれたので、これは正しい方向性だったはずです。しかし、後になって思ったのが……

作家よりブロガーのほうが儲かるじゃないか!!

月収100万円のブロガーはそこらへんにゴロゴロいます。
年収100万円の作家もそこらへんにゴロゴロしています。

作家業で年収500万とか1000万円とかまで稼ぐのは大変なことです。仮に書籍の印税と月に5本の原稿料で生計を立てるとした場合、1000万円稼ぐには……

原稿料1本の平均が2万円として、月10万円、年120万円。
仮に年間120万円だとした場合、印税で稼ぐ必要があるのは880万円。

とすると、月あたり70万円以上も印税が入っていくる必要があります。書籍の印税は1冊あたり100円くらいのものなので、著書が月あたり7000部以上売れている必要があります。年間でいうと8万8千部です。

毎年10万部近く本を売り続けるのは至難の技です。本が売れない時代に毎年10万部というのは、ほとんど不可能に近い達成目標です。

かなり名の売れた作家さんでも、毎年10万部を売っている人はそうそういないと思います。村上春樹や東野圭吾のことは忘れて下さい。それは例外中の例外です。

そしてこれは年収ではなく年商なので、実際の実入りはもう少し小さいです。なかなか職業としての作家は厳しく、ブロガーのほうがいいんじゃないかなという思いは募っていました。

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作家からブロガーへ

というわけで、仕事としてのブログをもう一回整理しました。


・SEOに強いテーマの導入

・SEOの内部対策の強化

・収入になっている記事とそうじゃない記事の選別

・自分にも書けるアフィリエイト記事を考える

などなど。ただまぁ、これ以上に、一番やるべきことは記事数を増やすことです。本当はこんな記事じゃなくてサプリのレポートを書いたほうがいいはずなんですが、それでも記事数が大いに越したことはありません。

ブログは何が当たるかわからないので、書き癖が大事なのです。とりあえず、このブログ「はとのす」は売り上げを出すことについては弱いのですが、何度も何度もバズ記事を作ったことがあるので、ドメインの信頼性は非常に高いわけです。

だから、この「はとのす」を立て直すことで、収入の柱にして、その分自由に生きるという目標を立てました。

しかし!やっぱりブロガー駄目なんじゃね?というのが最近思いついたことです。

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ブロガーから作家へ?

今後もブログをしっかり書いていくことについては、ライフワークとしても、ブロガーという職業を成立させるためにも続けていこうと思います。

しかし、肩書きはブロガーではなく作家に戻したほうがいいのかなと思い始めました。

というのも……

ブロガーと名乗って活動していると活動が小さくなるからです。

ブロガーが考えていることは、小銭稼ぎと小PV稼ぎです。とても小さいことを堅実にやっていくのがブロガーです。イメージとしては、小学生がお小遣いで、どの駄菓子を買おうか考えたり、あるいは、肩たたきをして30円を稼ごうと思ったりするのと同じレベルです。

肩たたきの報酬が1回30円だったとしても、1日30円稼げる記事が1000本あれば、1日3万円の収入になります。それがブロガーという仕事の考え方です。

実際には一日平均で500円稼げる記事と1円以下の記事などに分散することでしょう。はとのす場合は、そこまで稼げる記事は作れていません。というのもアフィリエイト記事をほとんど書いていないからです。今後は、仕事として、良いと思ったものを紹介する記事は増やしていきたいと思っていますが……。

そういうことばかり考えていると人間が小さくなっていきます!!!

だからブロガーは自分の収入を誇示するのです。

正面から喧嘩を売るような言い方になりますが、ブロガーにとって自分が社会的に存在していると胸を張れる一番の根拠が収入額なのです。だからブロガーのプロフィールには「月収は100万ほどです。」というようなことが書いてあります。

これにはもう一つ理由があります。ブロガーの一番の敵は孤独なのだそうです。条件を満たして努力を続ければ稼ぐことは出来ます。しかし、基本的な小さな作業をたった一人でコツコツとやり続けなければいけません。

孤独なのですが、多くのブロガーは他人に誇れるものが収入しかないために、「3ヶ月で月収を20万まであげたい人のオンラインサロン」などを開設します。唯一の魅力である収入によって人を集めて、孤独から脱出しようとするのだと思います。

ブロガーという職業は稼ぐことに特化していますし、ぼくも仕事としてやっていくことは大事だと思っています。しかし、ブロガーというだけでは駄目です。

もっと大きな話をしないと!!

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夢に始まり夢に戻る

ぼくは自分の夢である作家業を目指して頑張ってきました。大学院生活で植え付けられた強い劣等感と「おまえの文章など読みたい人などいるわけがない」という呪いの言葉を退けるために「夢は恥ではない」という題目を掲げて頑張りました。

あのときのぼくはまだ未熟でしたが、本当に努力をしていました。自分の本を出すために、それを待ち望んでくれる人に届けるために……。

ただ、夢が叶った後は話が変わってきました。その先に進む原動力が失われてしまったのです。作家にはなったわけなので、作家になりたいという動機では頑張りが効かなくなります。

これはサッカー選手でも言われることです。

プロになりたいという夢

Jリーガーになりたいという夢

世界で活躍したいという夢

レアルやバルサなどのメガクラブに入りたいという夢
ワールドカップで活躍したいという夢
ワールドカップで優勝したいという夢
バロンドールを取りたいという夢
サッカーの枠組みを超えた偉人になりたいという夢

などなど。サッカー選手の夢の形には様々ありますが、プロになりたいというだけの夢では、プロになった瞬間に少し気持ちが緩みます。

ワールドカップで活躍したいという夢の選手と、優勝したいという夢の選手では、登っている山の高さが違います。どちらがいい悪いではなく、その人なりに適したサイズの夢はあると思いますが、やはり夢は大きく持つべきでしょう。

これと同じことがぼくにも起こりました。作家になった瞬間にモチベーションが上がらなくなってしまったのです。それは小さな変化でしたが、最後の最後で踏ん張りが効かなくなることで、徐々にアウトプットの質も落ちてきました。辛い辛い冬の時代の始まりです。

そんな中で夢について語るのもいつの間にかやめてしまいました。夢を語るのは難しいところもあります。字面上は、マルチ商法の勧誘と同じように見えてしまうことがあるからです。

「自由に、自分らしく、夢を追った生き方」

どう見てもマルチの勧誘です。本当にありがとうございました。


ぼくも、その時の気分で夢を語ってしまうと、マルチと変わらない言い方しか出来ないなと思い、夢の話も封印しました。夢を見ていない人間が夢を語るべきではないからです。

そして、ブロガーとして月収100万円を目指すのは、夢としてはとても小さいです。お金を稼ぐことはとても大変ですが、数ある人生の困難の中では、最も達成しやすいことの一つだと思います。

ぼくはもっと大きなことを達成しようと思います。

それは「自分が何かになる」という夢ではありません。これまでの自分の経験を踏まえて、よりよい社会、よりよい世界を創っていくという夢です。そのためには仲間が必要です。

マルチ商法は、稼ぐためのモデルです。稼ぐためには、仲間が必要であり、仲間を集めるために夢を説きます。

そこと見た目上は似ていたとしても、物事の順序が違います。まずは、達成したいビジョンを掲げます。そして共感してくれた仲間と共に実現させていきます。稼ぐことを最大の目標にしてはいけないし、稼げることを看板にして人を集めてはいけません。

「稼ぎたい」という思いを強く思っている人だけが集まっても、何も面白くないですし、「稼げない人」ばかりが集まるという結果になるわけなので、烏合の衆に終わってしまうことでしょう。

I have a dream.から始まるキング牧師の演説ほど強烈なものはこの世にはない。この精神を大事にする必要がある。

I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.

私には夢がある。4人の小さな子供たちが、肌の色で判断されることなく、それぞれの人格や個性を見られるように、いつかこの国がなっていくという夢が。

一節だけ紹介しましたが、全文が読みたい方は探してみてください。

キング牧師の演説は名文としても評価が高い。I have a dreamを何度も続けていく構造は、構造自体が力を持っているし、何よりもdreamという言葉が想像力を広げていってくれます。

ぼくもI have a dreamをいくつも掲げられるような人間になっていきたい!!

そのために一番フィットするのはブロガーという肩書きではないのかなと思い始めた今日この頃なのであります。


作家の本分は、作品を作って売ることではない。

夢を描き、人の想像力をかき立て、夢の世界へと巻き込んでいくことだ。

今思い描いている夢もあるが、ここで止まってはいけない。

今年はどこまでも突き進む!!

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