20年ぶりにFUJI ROCK FESTIVALに参戦してみたい。


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フジロックフェスティバル2018に行ってみようと思っている。
まだ実現できるかは不透明なのだが。

正直言って最近は新しく音楽を聴いてみようと思うことも少なく、FUJI ROCKにいっても、楽しめるか少し心配である。

また、開催地である苗場には、スキー以外では行ったことがない。
どんな環境なのかも不安である。

一人で行動したいので、たぶん一人で行って、一人で帰ってくる。
知らないアーティスト。知らない音楽。馴染みのない最近の音楽ファン。

楽しめるだろうか。

よくわからない。

でも、ぼくは行ってみたい。

苗場には行ったことがないけど、ぼくは一度フジロックフェフェスティバルに行ったことがあるからだ。

あの時のことは忘れられない。

朝一のKemuriは最高だった。
スカのリズム、フッフッフッフッと裏打ちで刻むかけ声、サックスの音。ニュージェネレーション。

一生の思い出だ。

人間が次々と倒れていく地獄のミッシェルガンエレファント。これも良かった。ぼくの中ではメインイベントだったのだが、少し短すぎた。あまりにも暑すぎて、死人が出ることが危惧され、さっさと終了させられてしまったのだ。

うねるような熱、周りの人に体当たりをしているごつい男たち、なんだあれは、モッシュとかいうやつか?ライブ用語はよくわからないが、とにかく痛かった。その時は、鶏ガラみたいに痩せていたからだ。

海へと沈んでいく夕陽を横目に、大地が振動した。
プライマルスクリームのRocksが流れ始めたのだ。
イアンブラウンの宗教音楽のような異様な演奏によってうつろな目をしていた観客の目は一気に覚めた。

そして、暗闇の中、プロディジーの演奏が響き渡る。電撃が走るというのはこういうことを言うのだ。こんなタイプの音楽が好きだとは思わなかった。CDで聴いても理解できないから、プロディジーは見ないで帰ろうかと思っていたくらいなのだ。

しかし、始まった途端。

少しでも前へ。

ステージの前へと進もうと、走り始めていた。

クラクラした。

魂が揺さぶられた。

自然と飛び跳ねて叫んでいた。

これが音楽だ。音楽とはかくも大音量なのだ。

そう、あれは17歳の時であった。

第二回目のフジロックフェスティバルは東京都の豊洲で開催されたのだ。その前年の第一回が、散々だったからだ。レッドホットチリペッパーのライブが伝説にはなったものの、興行としては大失敗だった。

死人が出なかったのがラッキーだったと言われるほど過酷な野外ライブになってしまったらしい(とはいえ、話題性は十分で、当時読みあさっていた音楽雑誌で繰り返し読んでいたため、高校二年生の時に無理矢理お金を作って参戦したのである)。

その反省を活かし、交通の便がよく、何もない埋め立て地である豊洲で開催されたのだ。今はもう、いろいろな建物が建っているのでとてもライブなんて出来る状態ではないが、あのあたりは何もなかったのだ。

あの時みたいな体験がまた出来るだろうか。もう音楽のことは忘れたつもりだった。

でも、21年ぶりのフジロックフェスティバルにいけば何かが変わるかもしれない。何かが得られるかもしれない。

一度だけ行ってみようかな。実はそう思ってから5年くらい経っている。なかなか腰が重い。でも、今年は行ってみたいな。

プロのミュージシャンになろうと本気で思っていた17歳のぼくを思い出しつつ。魂ごと揺さぶられたあのお祭りへと。

いや、本気で思っていたは嘘だな。才能なんかないと思ってさっさと諦めて、ぼくは大学受験という別の戦いへと挑んだのだ。

それはそれで良かったのだ。
しかし、あのまま、音楽を目指していたら、ぼくはどうなっていたんだろうか?

ミュージシャンにはなれなかったかもしれない。しかし、音楽ライターにはなれたかもしれない。

音楽祭を体験し、文章にすることに、人生で一度だけ、最低でも一度だけは挑戦してみたい。

それが何になるかというとよくわからないんだけど、大まかに言うとぼくは、文章にしたくなるような体験をするために生きていて、それを文章にしないとムズムズするという性格をしているということなのだろう。

だからまぁ、それがうまく回っていなかったここ数年は自己評価が低く、あまり楽しくなかった。

でも、今年は、やりたいことをなるだけ実現させたいと思っている。

さてさて、今年はぼくの知っているアーティストはフジロックへとやってくるだろうか?


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